暑い日が続くと、どうしても食欲が落ちてしまいがち。そんな時の定番である素麺や冷や麦は、夏バテ中でもするりと食べられて有り難い食材でもあります。しかし、食べ続けていると飽きてしまう…。そこで注目したいのが「そば」です。シンプルな味わいのそばをよりおいしく食べるためのゆで方をご紹介!

乾麺はゆでる前に水に浸す

乾麺のそばをゆでる場合、一般的には水を沸騰させた鍋に、乾麺をそのまま入れてゆでると思いますが、ひと手間加えることで、コシがあり喉ごしのよいそばに仕上がります。その手順は…

(1)バットなどに乾麺と水を入れたら、そばを軽くほぐして10分程度浸す
(2)大きめの鍋にたっぷり水を入れて、沸騰させる
(3)鍋のなかに(1)のそばを加えて、パッケージに記載されているゆで時間よりも短めにゆでる
(4)そばのゆで加減を確認して、お好みの食感になったらそばを取り出す
(5)そばを流水で優しく洗う
(6)洗い終わったそばを、氷水で締めたら完成

ゆでている最中は、お湯を回すように優しく混ぜてください。また、ゆで時間については、規定時間の半分程度を目安にして、ゆで加減をチェックすると◎。

生麺は鍋にフタをする

生麺のゆで方は、基本的には乾麺の(2)~(6)と同じような手順になりますが、ポイントは鍋のフタです。

(1)大きめの鍋にたっぷり水を入れて、沸騰させる
(2)鍋にそばをほぐしながら入れて、そばがくっつくのを防ぐ
(3)鍋のなかを優しくかき混ぜて、そばをほぐしたらフタをし、規定時間の通りにゆでる
(4)ゆであがったらそばを取り出し、流水で優しく洗う
(5)洗い終わったそばを、氷水で締めたら完成

そばをゆでるお湯は、できるだけ高温を保ったほうがおいしくゆでることができるので、鍋のなかをかき混ぜ終わったら必ずフタをするようにしましょう。

乾麺・生麺に共通するゆで方のポイント

乾麺・生麺どちらの場合であっても、そばをゆでるときには、たっぷりのお湯を使うことが重要。1束に対して、お湯1.5リットルが目安です。鍋の大きさにもよりますが、ご家庭では一度にゆでる量は2束(お湯3~4リットル程度)までにすると、おいしくゆでることができますよ。

また、ゆであがったそばにはぬめりがあるため、必ず流水で洗うこと。そば同士を優しくこするように洗うことでぬめりを取ることができ、氷水で締めることでそばのコシが増し、口あたりのよい麺に仕上がるのです。

いろんなそばを食べてみる?

ひと口にそばといっても、更科そばや二八そば、茶そばなど、種類は豊富。Amazonのような通販サイトで気軽に購入できるから、いろんなそばを食べ比べてみてはいかが? ちなみに、筆者のおすすめは新潟県発祥のへぎそば! 海藻を使ったへぎそば独特の喉ごしと食感は絶品ですよ。

(文・奈古善晴/考務店)

この記事は2018年8月に執筆されたものです。