「親が子どものケンカに口を出すのは…」という意見もありますが、ケンカに慣れていない現代の子どもには最低限ルールを教えておく必要があります。

「手を出すのはいけないこと」と伝えた上で

ケンカは悪いことばかりではなく、子どもたちはケンカを通していろいろなことを学びます。

しかし、兄弟や姉妹の数が減って、一人っ子も多い現代の家庭環境では、ケンカし慣れていない子が多いもの。

もしケンカをして打ち所が悪かったら……、といった悲しい事故になる前に、親が教えておくべき最低限のルールをご紹介します。

親が教えとくべきケンカの最低限のルール

手が出たとしても急所は外す

「口論になり、カッとなって手を出してしまった」というのは、よくあるケンカのケースのひとつ。

気をつけたいのが、その時に頭、顔、首、お腹、股間など、人間の急所となる部分は決して狙わないという最低限のルールです。

「○○は叩いちゃダメ」と言うだけでなく、体にとっていかに重要な部分であるか、もしその部分を傷つけたらどういった可能性があるかなども伝えると、子どもも理解しやすくなります。

子どもに教えておきたいケンカのこと

コミュニケーションは「話して伝える」のが基本

ケンカとは、意見の食い違いで起こるもの。カッとなって手が出てしまうのは、自分の意見がうまく伝わらないときです。

しかし、ケンカには双方の言い分が必ずあります。

自分の言い分が通らないからといって、手を出して相手を黙らせようとするのはまちがっていることを教えましょう。

「手を出すことはよくない」「相手を傷つけることである」と同時に、社会ではどんな場面であってもケンカで手を出し相手を傷つけた方が罪となることを教える必要もあります。

まず、自分の意見を相手に伝えるように努め、相手の言い分も聞き、最後まで話し合いで解決することを教えましょう。

怒りが収まらない場合はその場を去る

話し合いで解決するの基本ですが、どうしても感情的になり、冷静に話を続けられない場合もあります。

怒りがコントロールできず、手を上げたい衝動にかられたら「その場を去る」ことをすすめましょう。

深呼吸するのも効果的です。一度、気持ちを落ち着かせて話し合うことを促しましょう。

ケンカについて子どもと話し合う

もし子どもがケンカをしたら。ただ「ケンカはダメ!」というだけではなく、「どうしてダメなのか」「どういった危険性があるのか」など、理由も含めて伝え、一緒に考えることで、子どもも深く理解できます。

また、ケンカの内容についてくわしく話を聞き、一緒に考えましょう。
大人のアドバイスで、子どもたちも学ぶことができます。

ケンカはただのトラブルではなく、子どもの成長過程のひとつととらえ、温かく見守ってください。

執筆/監修:株式会社からだにいいこと