昨年初めて出産を経験し、ママになった私。妊娠中は子どもが生まれたらあんなことしたい、こんなことしたいと想像を膨らませていましたが、実際は……なことが多々ありました。勢いよく始まった育児生活の理想と現実とは?

一行も書けなかった育児日記

学生の頃から日記をつける習慣があった私。予定日1ヵ月ほど前に里帰りし、自由な時間がけっこうあったので、その期間はほぼ毎日日記を書いていました。出産後ももちろん書き続け、子どもの成長記録にしたいなーと、かわいいノートを買ってのんきに考えていました。

ですがいざ出産し、育児が始まると、まったくその余裕なし! 昼夜問わず慣れない頻回授乳やオムツ替え、抱っこにフラフラ。貧血気味だったこともあり、子どもが寝ると自分も何とか横になりたい…という生活が続きました。

そういえばノート買ったよなと思い出したのが、1ヵ月半後のこと。日々ブログやSNSで育児日記をアップする方たちを大尊敬しました…。それから半年ほどが過ぎ、今では「声出して笑った!」「湿疹が増えた」「寝返りを始めた」と気付いたときに日記が書けるようになりました。書けなかったことが逆に大変な日々を物語っている気がして、今ではすでに懐かしさを感じています。

体重戻るも体型戻らず?

私は食べづわりだったせいもあり、妊娠中に20キロ近く増量してしまいました。そのため出産後にはしっかり運動して、できるだけ元の体に戻したい!と意気込んでいましたが、実際は慣れない育児でストレッチすらままならない日々。それでも母乳育児だったためか、みるみるうちに体重が減っていき、ほぼほぼ妊娠前の体重に戻ったのでラッキー!と思っていました。

ただ、たまの外出で以前よく着ていた細身のパンツをはこうとしたときに気が付きました。「は、入らない…」。体重は戻ったはずなのに、お尻や太ももが入らないのです。

友達の先輩ママに伝えると、「あー、体重は戻っても体型は戻らないのよね」と一言。なるほど、だから育児雑誌などで特集されている骨盤矯正が必要なのかと実感しました。結局ゆったりめのワイドパンツを一つ購入し、動きやすいからいいよね!と言い聞かせています。

オシャレ写真にはほど遠く

出産前はSNSや雑誌で、かわいいベビー服を着せた子どもの写真をたくさん眺め、うちもこう撮れたらいいなあ〜などと考えていました。ただいざ出産すると、日記や運動と同じくその余裕なし。服はまだしも、背景までかわいくスタイリングする気力はありませんでした。

さらに私の両親も夫の両親も初孫だったため、とても子どもをかわいがってくれて、たくさんのプレゼントをもらったのですが、いつしかキャラクターもののタオルやベビー服、おもちゃが山のように。正直うーん、なデザインのものもありますが(失礼!)、とても助かりますし、ありがたく使っています。インスタにアップされているようなオシャレな写真はなかなか撮れませんが、それもまあいいか、と思っています。

理想は持ちつつ縛られず

たくさんの理想を抱えてママになっても、なかなか思いどおりにいかずトホホなことが多いですが、その分思いがけない喜びも大きい日々。今後も理想は持ちつつ縛られず、子育て生活を楽しんでいけたらいいなと思っています。

(文・竹川ともえ)