妻をイラっとさせる夫の行動のひとつに、「あ~なんだか体調がよくないなぁ」と自己主張してくる“体調悪いアピール”を挙げるワ―ママも少なくありません。そこで今回は、夫のこうした行動にどう対処したらよいのかを解説します!

ここぞというとき、なぜタイミングよく体調不良に!?

仕事に育児に家事にと、ワ―ママの毎日は多忙を極めています。やっと休日が来て、「今日は少しくらい息抜きしたいな」と思っても、乳幼児がいる場合などは気が休まる間もないのが現状でしょう。そこでふと、夫に「ねえ、買い物に行くからこの子を見ていてくれない?」と声をかけようとすると、タイミングを見計らっていたかのように「今日、なんだかすごくダルいんだよな。風邪引いたかなぁ」と先制されたりして。「でも、体調悪いというわりにはご飯もしっかりおかわりしているし、お笑い番組見て爆笑しているじゃない!」とイライラを募らせる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この、夫の“体調悪い”アピール。本当だったら放っておけないし、仮病なら怒り心頭だし、対処に困るところです。なにより、「私だって疲れがたまっているのに」とやりきれない気持ちになってしまいますよね。

“体調悪い”アピールのタイプ別対処法

妻に「体調悪いんだよね」と言うときに少々“盛っている”パターンもあるかもしれませんが、結婚して仕事やその他諸々、負うべき責任が増えれば、加齢とも相まって夫の心身に疲労がたまってくるのも事実。この場合、何らかの病気の前兆としての体調不良がないとも限らないため、まずは
・熱、脈を測る。
・ここ数日の中で体調不良を引き起こす要因となったできごとの有無を確認する。

といった行動をとりましょう。その上で、以下に分類して対応してはいかがでしょうか。

自分の不摂生が原因の体調不良

仕事が朝早いのに連日夜更かしでDVD鑑賞に耽る、節度を越えた嗜好品の過剰摂取など、自らの不摂生が原因であれば甘やかさずに(無理のない範囲で)、

・「体調悪いのはわかったから、洗濯物だけ取り込んできて」と、ある程度こちらの要求に従ってもらう。
・体調不良を引き起こしているのは自分自身であると自覚してもらい、改善しないようであれば妻が深夜テレビの強制終了や嗜好品制限をする。

以上のような策をとりましょう。このとき、妻のスタンスとしては、感情的に怒るのではなく、「健康を害すればあなた自身がやりたいこともできずに辛い思いをする」という点にポイントを置くとよいでしょう。私のこれまでの経験上、相手にこちらの要望を飲ませるには、「私がそうしてほしいから」ではなく「あなたにとってその方が有益だから」と相手の立場を尊重する言い方に変えて伝えることで、うまくいくことが多かったです。要は相手がこちらの思うとおりに行動してくれるようになればそれに越したことはないので、言い方を工夫してみるのはチャレンジする価値アリです。

マジメに頑張りすぎたゆえの体調不良

仕事の無理などが原因で本当に体調を崩してしまった場合は、優しく受け止めてあげましょう。

・体調を気遣う言葉に加え、「いつも頑張ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝える。
・病院での検査を勧める。

心配プラス感謝の言葉を伝えることで、夫はホッと安心感や満足感を得るでしょう。ただし、このケースの場合も「あなたの健康は家族のためでもあるのだから、責任をもって健康管理を」という“ソフトなクギ”は刺しておきましょう。夫の不調は妻のあなたへの負担にもなってくるため、お互いが自己管理には責任を持ちたいですよね。

単なる“逃げ”の仮病

この場合、アピールは基本的には聞き流して相手にしないようにしましょう。毎日、忙しくて疲れているのはお互い様です。甘やかしてしまうと、今後も同様のアピールがやってくると思って間違いないでしょう。

「でも、あまり邪険にすると険悪ムードになるかも」と心配なら、以下のような方法を実行してみてはいかがでしょうか。これらを上手に組み合わせて応戦することで、だんだん夫も“体調悪い”アピールをしづらくなってくるかもしれません。

交換条件を出した上で夫の言い分を聞いてあげる
「わかった、じゃあ今日は私が掃除をするね。そのかわり、明日の買い物は行ってきてもらいたいな」

「私もそうなんだよね」で応戦する
「そっか、熱っぽくてダルいんだね。私も昨日からそうなんだ」

真顔で病院を勧める
「私も明日会社を休んで付き添うから病院に行こう」

あなたの心身の健康を守って!

以上、夫の“体調悪い”アピール対処法について挙げましたが、あなた自身の心身に過度な負担を抱えることのないようにすることが重要です。余裕があるときには夫の甘えに付き合ったり、優しい言葉をかけてあげたりすることがあってもよいでしょう。

しかし、あまりにもあなたへの依存度が高くなる場合は「私も忙しくて疲れている。二人でもっと協力し合えないか」といった提案をするのもひとつの方法です。あなたが心身共に健康で仕事と家庭の両立ができるよう、工夫してみましょう。

(文・なかたり)