小さい頃は父親と仲良く手を繋いで散歩していた娘。ところが、小学3年生になった頃「お父さん、臭い!」と言い出しました。こんなとき、母はどう対応するのが正解なのか……。夫と娘の対立に試行錯誤している我が家の対処法についてご紹介します。

実は幼い頃から母親にベッタリだった娘。

世間にはパパ大好きな女の子も多いかと思いますが、実は我が家の娘は生後半年頃からずっと母親である私にベッタリな子でした。長期の育児休暇を取得するなど、ほかのお宅のパパさんと比べてもかなりイクメンな我が夫ですが、なぜか娘は懐かず……。

娘vs夫の問題には昔から頭を悩ませ、私なりの対処法を模索してきました。ということで、娘が幼児の頃から近い将来『パパ、臭い!』問題が必ずや発生するであろうと、心構えはできていたのです。

小学校3年生の頃から父親の匂いに敏感になった娘。

ちょうど娘が小学校3年生になった頃、夫は人事異動により業務内容が変わったことが原因で心労を抱える状態が続きました。過度なストレスによる脇汗や皮脂汚れから、体臭がきつくなってしまったようです。夫の部屋に入っただけで、独特の脂っぽい臭いが……。

特に毛布などの布団類や枕はかなり強く臭うようになっていました。そして、この頃から娘が夫に対して「臭い!」と言うようになってしまったのです。初めて娘に臭いを指摘されたときの、夫の傷ついた表情は忘れられません。

まずは臭い対策から! 消臭効果の高いアイテムを購入。

まずは、そもそもの原因となっている夫の臭いの問題を解決しようと考えました。40歳を前に加齢臭も気になってきた夫のため、消臭効果があると口コミがあった柿渋配合のボディソープを購入し使用してもらうことに。

それと共に毎日着るYシャツなどの匂いも気になったので、消臭・抗菌効果をうたっている洗濯用洗剤を使うことに。さらに、夫の部屋は特にこまめに空気を入れ替え、空間用消臭スプレーを活用して徹底的に臭いをシャットアウトしました。

パパが臭い=家族のために頑張って働いているから!

消臭対策が功を奏し、娘が父親の臭いを指摘する頻度は減ったものの、会社帰りの夫が娘にちょっかいを出そうとすると「臭い!」と避ける場面が今もたまにあります。

そんなとき、母である私は頭ごなしに「そんなこと言っちゃダメでしょ!」と注意するのではなく、「家族のために長時間働いているから、臭いが強くなるんだよ」と冷静に伝えるようにしています。また、加齢臭という現象についても教え、誰しも年を重ねれば体験することだと話しました。すると、臭いのは父親自身が悪いからではないことを理解したようです。

自分が言われたらどうかな?と考えさせる

将来、自分ではどうすることもできない外見的・肉体的問題にぶつかる場面があることを踏まえ、娘には自分が同じことを言われたらどう思うかを考えさせるようにしています。

「臭い!って言われたらどう思う? 嫌な気分にならない? お母さんが言われたら悲しいな」と話すと、今まで悪気なく発していた言葉が父親を傷つけていたことに気づいてくれたようです。それでも、父親の臭いがどうしても気になってしまう場合は、言い方を考えて「少し臭いが気になるから、身体をよく洗った方が良いんじゃないかな?」など提案型に変えるなどのアドバイスもしました。

消臭対策と共に娘にしっかり向き合い解決の方向へ!

臭いの問題は、家族だけでなく職場や通勤中など周囲への影響もあるので、まずは根本原因の消臭対策を講じるのがオススメです。

「パパ臭い!」という発言については、まず何が原因で臭いが生じているのかを娘と一緒に考えた上で、言われた側の立場になったらどう思うかについて話し合ってみてはいかがでしょうか。娘の「パパ臭い!」発言は確かにショックな出来事ではありますが、その場しのぎのフォローではなくしっかり向き合うことで、後々の親子関係を円滑にしていくヒントが見つかるよい機会になるかもしれません。

(文・ふりすけ)