子どもの料理のお手伝いをしたいという気持ちに毎回応えたいと思いつつも、現実は……。

筆者は、余裕がないとイライラしてしまい試行錯誤の連続です。その中で、このお手伝いなら子どもも親もハッピーと思えるものが見つかりましたので、年齢別にご紹介します。

4歳までのお手伝い:ミニトマトのヘタ取り

ミニトマトのヘタ取りが、年少(4歳)頃までのお手伝いにピッタリ。

親がサッと水で洗った後、大きめのボールに水とトマトを入れて子どもに渡します。子どもには、ミニトマトをボールの水できれいに洗い、ヘタを取ってもらうお手伝いを要望。

ミニトマトのヘタ取りは、新鮮なものほど、指先に力を入れないといけないこともあり、小さな子どもには少し難しいのですが、これがやりがいに繋がっているようです。

1パック分の作業を終える頃に集中力も限界に。その間に親は7割ぐらい食事の調理の準備が終わります。

もしまだ子どもがやりたいというときは、キッチンペーパーでミニトマトを拭くところまでお願いすることもあります。

他には、料理の材料を取ってきてもらうお手伝いもクイズのようで楽しいです。

野菜の名前が分からないときは特徴を伝えたり、どこの場所にあるのか教えたり、ヒントを出しつつお願いしています。

6歳までのお手伝い:ハサミと袋の活用がポイント

包丁で切る作業にも興味津々になってくる年中・年長ですが、目を離せないので親に余裕がないとお願いしにくいお手伝いです。

そこでわが家では、小さめのキッチンバサミを用意して、食材をハサミでカットしてもらっています。特に味噌汁に入れる小ネギのカットはピッタリ。

キャベツなどであれば、手でちぎってもらうことも多いです。

そして、混ぜる作業を子どもに任せるようになったのも、この頃。こぼすと大変なので、子どもにお願いするときはビニール袋を活用することが多いです。

ハンバーグの材料や浅漬けの材料をビニール袋に入れて、混ぜてもらっています。丈夫な袋を使い、袋の口を縛っておくのがポイント。手が汚れないのも嬉しいです。

少し時間に余裕があるときは、袋を使わずに、重みのあるボールに材料を入れて、卵を溶いたり、天ぷらの衣を混ぜてもらったりすることも。

こぼしても材料に余裕があるものを選んでいます。どうしてもお願いできることがないとき用には、混ぜるだけで完成するパウンドケーキの素を買い置きしておくのがおすすめです。

小学校低学年のお手伝い:盛り付け&取り分け

筆者の場合は、包丁の使い方や炒め方、料理の作り方を丁寧に説明することを心掛け始めたのが小学校に入ってから。

とはいえ、親に余裕があるときしかできていません。忙しいときは、前述したお手伝いに加えて、料理の盛り付けと取り分けをお願いしています。

箸を上手に使えるようになっていますので、衛生面でも安心。子どもは、自分で創意工夫ができるのが楽しい様子でした。

「わ~、すごい」と周りから褒められことが多いお手伝いなのもいいですね。取り分けは、みんなのことを考えないといけないので、難しい面もありますが、成長に繋がる気がしてアドバイスしつつ取り組んでいます。

小学校高学年のお手伝い:子どもが中心になる機会を作る

小学校も高学年になるとできることは増えますが、我が家の場合はお手伝いしたいと子どもが言う機会が減少。

親としては、少し寂しさもあり、子どもから「自分で何か料理したい」と言うことがあれば、品数が減っても気にせず、子どもにできるだけ任せるように心掛けています。

休日であれば、子どもがメニューを決めて、必要な材料を調べて買い物に行き、作ることも。親はあくまでもサポートに徹して、お願いされれば手伝うという感じです。

中学生のお手伝い:ミールキットを使うのが便利

さらに子ども自身の忙しさが増す中学生。休日にたまに料理を手伝ってもいいかなという気になるようなので、金曜日に1つミールキットを購入しています。

野菜などはカットされていますし、レシピも付いているので、ちょっと気晴らしに料理をしたいときにピッタリ。失敗もないですし、作ったという満足感もあるようです。

中学生であれば、ほぼ一人で作れ、親は楽をさせてもらっています。本格的に作りたい日があれば、自分で提案してくれるので、基本的にはお任せです。

お手伝いは親も子も無理をしない方が続けやすい

長女のときは、子どもの気持ちを大切にしないといけないと気が張って頑張っていました。でも、無理は続かず……。

3人の母となった今は、「ありがとう」の気持ちを伝え、お手伝いを断る日もありますが、その分一緒に料理ができる日は親子で存分に楽しんでいます。

(文・奥地美涼)