2023/10/2 13:31

女性講師が「仏像」について話したら、聞いていた人が言い放った「ひとこと」に「これすごく面白い話ですなぁ」「年齢性別が気になってしまった」

スーツ

講座で起こった出来事をBUZZmagが紹介。

「以前、市民講座でコンクリート製の仏像について話をしたら、聴講者の方から「あなたの話は面白いが、国立博物館で本物の仏像を見て学んだ方が良いですよ」とのご意見をいただいた。
私が「一応、東京国立博物館でご案内の仕事を13年間やっていました」と答えたら、「失礼しました」と帰ってしまった。」
「問題は「本物の仏像」とは何かということだ。その方にとって「本物の仏像」とは、国立博物館に展示されているような文化財の仏像なのだろう。私は素材や制作時期に関わらず、僧侶によって開眼された仏像が「本物の仏像」だと感じでいた。
私の職務経験などどうでもよく、そこを説明すれば良かったな。」
「「本物の仏像」と何か?という問いに正解はないのは当然なのだが、何をどうして「本物」だと感じているのか、その感情そのものが考察の対象になる。

伝〇〇作と伝わる明らかに時代や作風も違う仏像だって、偽物だと決めつけてしまえば信仰の文脈が見えなくなってしまう。」

学んだ方がいいと言いましたが、考えさせられます。

●この聴講者の年齢性別が気になってしまった。やたらと上から目線の年配男性受講生には何度か遭遇したからナナメ方向からのお説教の手紙を匿名でもらったこともあったな
●中々面白いな。明確な答えは無いだろうな。この聴講者は典型的な日本人というか、権威主義なんだろうなぁ
●これすごく面白い話ですなぁ。佐々木喜善の『老媼夜譚』に同じ話があったな
●謝れない人が多いX見てると、謝れるだけ偉いと思ってしまう

などの声が集まりました。謝れるのは素晴らしいことですね。

女性講師が市民講座で仏像について話をしたら、聴講者が…え | BUZZmag女性講師が市民講座で仏像について話をしたら、聴講者が…え | BUZZmag

編集者:いまトピ編集部