コメダ、利益率が『スタバ』の2倍の秘密がやばい・・・近い将来『コメダ』に太刀打ちできなくなるか

名古屋発の喫茶店チェーンである「珈琲所 コメダ珈琲店」ネットで何かと話題になる。
そんなコメダは、利益率がかなり高いことでも知られており、コーヒーショップ業界大手の「スターバックス コーヒー」「ドトールコーヒーショップ」を上回っている。実際に各社の直近の業績を見てみよう。
・スターバックス コーヒー(2022年度)
売上高 2539億円/営業利益 251億円/利益率 9.8%
※日本経済新聞に掲載された2022年度の決算公示より
・ドトール・日レスホールディングス(23年度2月期)
売上高 754億7900万円/営業利益 10億8400万円/利益率 1.4%
※同社決算におけるドトールコーヒーグループの売上高、セグメント利益を参照
・コメダHD(23年2月期)
売上高 378億円/営業利益 80億円/利益率 21.2%
上記のようにコメダは、売上高こそ2社に負けているものの、利益率はスタバの約2.2倍、ドトールの約15倍となっている。なぜコメダはここまで高利益を実現できているのだろうか。
コメダは客単価の高い、魅力的な食事メニューを取り揃えており、並のファミレスチェーンでは太刀打ちできないクオリティを実現しています。ファミレスでコーヒーを飲むくらいなら、コメダに行きコーヒーとセットメニューを含め1500円払ってもいいと考える客は多いはず。今後はメニューの質を維持し、ファミレスでは満足できない層の獲得をしつつ、スタバやドトールから客を奪えるエリアで利益を見込めれば、近い将来コメダが飲食業界でさらに存在感を大きくしていく可能性は充分あると思います。
詳しくはビジネスジャーナルをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部