2023/3/27 09:09
『海象』の読み方わかる?「うみぞう」ではない…6割以上の人が正しく読むも正解は1つではない

海の象と聞いてどんな生き物が思い浮かぶだろうか。読み方は難しくても、その漢字から姿が想像できますよね。
■「海象」は何と読む?
・
・
・
全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「海象」の読み方に関する調査を実施したところ、全体で67.0%の人が「せいうち」、33.0%の人が「いるか」と読むと回答。
■正しくは「せいうち」
「海象」の正しい読み方は、「せいうち」。食肉目セイウチ科の海生哺乳類で、おもに北極圏の沿岸地帯および流氷域に生息している。
「せいうち」は、ロシア語で「トド」「アシカ」を意味する「sivuch(シヴーチ)」の音が変化したものと言われている。その読み方に漢名からきた「海象」という漢字が当てられたもので、こちらは、牙があるところが象に似ていることからついた呼び名だと言われています。
、「海象」という漢字には「かいしょう」という読み方もあるようだ。「かいしょう」と読む際にはその意味が変わり、“海洋の自然現象の総称”を指す。海に限らず、“大気中で起こる自然現象”を表しているのが気象で、風や波の高さ、潮位などの海に関する現象が海象ということのようです。
しらべぇが伝えています。
編集者:いまトピ編集部