2023/3/25 21:03
カレーを食べて一家3人食中毒に・・・カレーに潜んでいたまさかの原因に「これは怖い」「自分もやってしまいそう」「要注意」

2023年3月20日、茨城県はウェブサイトで、県内で発生した食中毒にまつわる事例を報告しています。
同月18日、県内の保健所に「カレーを食べて食中毒の症状を起こした患者がいる」と連絡が入ったといいます。
一般的なカレーのレシピには、食中毒を引き起こすような食材は含まれていません。
にもかかわらず、カレーを口にした4人中3人が食中毒の症状に襲われた理由…それは、食材の勘違いでした。
カレーを食べた一家は、観賞用として他者からもらったスイセンの球根をタマネギと勘違いし、調理をしてしまったといいます。
スイセンの球根とタマネギは見た目が似ています。
スイセンは有毒の植物ですが、中でも球根の部分は毒成分が多く、リコリンなどのアルカロイドが含まれているのです。
主な中毒症状は嘔吐や下痢。口に含んだおよそ30分後に発生されるといわれており、恐ろしいことに、海外では死亡例も報告されています。
今回の件でも、カレーを口にした人たちは、食事を開始してから15分ほどで症状に襲われ、検査の結果リコリンが検出されたとのことです。
過去には、スイセンの葉をニラと間違える事例もあるようです。
SNSでは、
「スイセンがそんなに危険だなんて知らなかった。これは怖い…」「自分も間違えそうだから注意をしよう」といった声が続出しています。
以上、grapeからお伝えしました。
編集者:いまトピ編集部