私「株式会社う〇この社長です」→地元民「マジですか?」「すごいですね」「感動です」ああぼくたちは大人になってしまったんだなあ…

先日、ドライブをしながら休日を過ごしていた時のこと。何気なく街並みを眺めていたところ、なにやら異彩を放つ看板があることに気が付きました。
その名も『株式会社うんこ』。
直球です。直球すぎて、すがすがしさすら感じます。
一体どういう会社なのか…好奇心を抑えられず、直接確認してみることにしました!
株式会社うんこを訪ねてみたところ、店内にはシャツやシューズ、雑貨などが並んでいました。一点だけ様子がおかしいのは、黄金に輝く『うんこ』のオブジェ…。
どうやら、うんこを題材としたアパレルショップのようです。
店内に入ってみると、社名のとおり、うんこのロゴが入ったグッズがズラリ。
意外にもシャツやシューズはハイセンスなアイテムが多く、「うんこなのにカッコイイ…」と思わせるデザインです。
一体どのような経緯でうんごグッズを販売することになったのでしょうか…。
株式会社うんこ代表の野畑昭彦さんに話をうかがうことができました。
―――どうして『うんこ』を題材にした商品開発を?
子供の頃、普通に言葉に出したり絵を描いたりして、「キャッキャ」と笑って騒いだはずの『うんこ』の言葉や絵が、どういうわけか大人になるにつれて消えていってしまうようです。
僕は消えていかなかった1人だったからなのだと思います。
自分の言動で「周りの人が笑ってくれたら嬉しい」と思っているのですが、僕はお笑いタレントさんのように多くの人の前で笑わせることができません。
その代わり、「『うんこ』をテーマにした商品作りで人を笑わせることができるのでは」と思い、商品開発にチャレンジし始めました。
―――この名前で困ったことは…?
地元で社名は知られていることが多いので、私が「株式会社うんこの社長」だと分かると、なぜか「マジですか?」「すごいですね」「感動です」などといわれます。
でもほとんどの人が何をしている会社なのかは知らないので、少し悲しいなと思います。
例えば銀行など、「さすがにここではウケないな」と思う人が集まる場所に行くこともあります。会社名を呼ばれると分かっている場合は必ず体中に汗をかいています。
―――それはドキドキしそう…。この機会に読者へおすすめの商品は?
店舗には家族連れが多く訪れるので、おもちゃ、お菓子の人気が圧倒的です。ネットショップでは、Tシャツ、トレーナー、タオル、マスクなどが売れ筋ですね。
変わりどころだと、さり気なくうんこをしに行くことを相手に伝えられる『うんこGotoサイレントカード』もヒットしています。
クレジットカードのような素材で高級感もたっぷりで、複数枚購入される人もいるくらいなんですよ。
ほかにも、弊社では公式キャラクターの『うんこたん』が活躍するショートアニメなども制作。
『かわいくておもしろいうんこ』をより多くの人が楽しめるように躍進を続けています。
思わずクスリと笑ってしまう商品を展開する株式会社うんこ。
ついつい気になってお店に入ってしまいますよね。
親しい友人へおしゃれな『うんこグッズ』をプレゼントしてみてはいかがでしょうか!
以上、grapeからお届けしました。
編集者:いまトピ編集部