2023/3/21 09:20

麻雀、パチンコができる介護施設が衝撃 「ギャンブル介護」が老人を救う?ネット民「羨ましいんだが」「これだからやめられないw」「老後こそいいかもね」

介護

パチンコ、競馬、麻雀──。金銭や品物を賭けて勝負する娯楽であるギャンブルに夢中になる人は多いですよね。

そんな”ギャンブル”を介護の現場に導入したデイサービスがあるのをご存知でしょうか。

■デイサービスでギャンブルができる

デイサービスに斬新なサービスを導入したのは、介護施設「ラスベガス」です。同施設には、パチンコ、麻雀、トランプゲームのブラックジャックといった娯楽を導入していて、利用者はレクリエーションとしてそれらを楽しむことができるのです。

「ラスベガス」は2013年に東京・足立区にオープン。その後、関東・中部・九州地区で22店舗を展開するなど、順調に拡大しています。

一体なぜ、ギャンブルを導入しようと思ったのでしょう。

■導入したきっかけ

一般的なデイサービスの現場には、ある課題がありました。

「男性の利用者が少なかったんです。当時、男性はデイサービスに行きたがらず、自宅に閉じこもりがちな方が多かった印象を受けました。施設の名前が入った送迎の車で迎えに行くと『ご近所に知られたくない』と怒る方、切り絵や塗り絵などのレクリエーションをやるのが負担な方もいました。そういう状況を変えたいと思っていたんです」

そう語るのは、ラスベガスを運営する日本シニアライフ株式会社の森さんです。

転機となったのは2011年の東日本大震災。世の中が一変する中、今後の介護業界に不安を感じるようになり、森さんは海外の高齢者の暮らしを学ぶためアメリカに足を運びました。そこで大きな発見があったそうです。

「視察の一貫でラスベガスのカジノに行ったのですが、平日の昼間は現地の高齢者の方がたくさん来ていました。言葉は通じなくても、テーブルゲームのルールの話題で自然とコミュニケーションを取ることができました。こういうのを日本でやれないかと考えたんです」

たしかに、麻雀やブラックジャックといったゲームを利用者同士一緒にやれば、競い合って刺激を受けつつ、自然と会話も生まれます。かくして、日本でデイサービス「ラスベガス」が始まったのです。

「利用者のご家族が施設に来て、元気に麻雀をしているのを見て喜ばれる方が多いです。『うちの親父がパチンコやってるよ!』と嬉しそうに話されるご家族もいます(笑)」

”ギャンブル介護”はたくさんの老人を救う可能性を秘めているのかもしれません。

以上、sirabeeから紹介しました。

麻雀、パチンコができるデイサービスを発見 施設で目にした光景に驚き – Sirabee麻雀、パチンコができるデイサービスを発見 施設で目にした光景に驚き – Sirabee

編集者:いまトピ編集部