【あると思います】おじさん、仕事の話を野球に例えがち

「おじさん構文」に続いて「おばさん構文」がツイッタートレンド入りを果たすなど、「中年らしい言動」が話題となりがちな昨今。世間では、野球に関する「おじさんムーブ」が定期的に話題となっているのだ。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開催もあり、日々のニュースやテレビ番組の話題は、文字通り「野球一色」。
人々の注目を大いに集めているWBCと合わせ、今回は「おじさんと野球のコンボ」について見ていきたい。
その話題というのが「おじさん、仕事の話を野球に例えがち」という説。
試しにGoogleの検索バーに「野球」「例え」と入力したところ、真っ先にサジェストで「おっさん」が登場し、他にも「分からない」「ツッコミ」など、あまり好意的に感じられないフレーズが出現。
これまでの職場のおっさん世代の中にはチャンスを「打席」、変わったアイデアを「変化球」、率直な意見を「ド直球」と表現する人物が決して少なくなかった。
一方、職場でもプライベートでも女性から「とにかくまずは塁に出よう」「ここは全員野球で行こう」など、野球じみた提案を受けた記憶は皆無である。
そこで今回は、全国の男女1,000名を対象として「野球のたとえ話」が本当におじさんムーブなのか確認することに。
調査の結果、「物事を野球にたとえて説明した経験がある」と回答したのは、全体の32.2%と判明。世代ごとの回答を見ると、最も若い10〜20代が唯一3割未満となったが、最もポイントの高い40代と比較しても約8ポイントしか差が見られない。
しかしここに「性別ごと」の回答傾向を組み合わせると、とんでもない結果に…。
じつは男性だけに限った話でいえば、全年代で4割以上が「野球にたとえた経験アリ」と回答していることが判明したのだ。最も割合が大きいのは40代男性で51.2%、次いで30代男性が49.6%、50代男性が49.0%と続く。
やはり野球のたとえ話は「おじさんムーブ」であると認めざるを得ない。しかし勿論、これはあくまで「データ」の話であり、野球好きな若年層の女性が「物事を野球にたとえるケース」自体は、当然存在するはず。
野球のたとえ話が大好きな世のおじさん諸君は、ただ野球にたとえるだけでなく、「分かりやすく説明する」ことも併せて意識したい。
以上、Sirabeeからお届けしました。
編集者:いまトピ編集部