「生肉」を洗っちゃう人、危険です・・・

新型コロナウイルス感染症の予防のため、衛生面に気を付ける人が増えている昨今。
食中毒対策として、さまざまな工夫をしている人も多いことでしょう。
調理時の食中毒対策としてよく耳にするのは、食材によく火を通すことではないでしょうか。
子供や高齢者がいる家庭では、特に肉の加熱に気を付けている人は多そうですが、加熱以外にも注意したいポイントがあるのです。
ついやってしまいがちな誤った肉の取り扱いについて、農林水産省が注意をうながしています。その注意とは…
「調理前に肉を洗ってはいけない!」
肉はパックで売られていることが多く、購入してから数日経っている場合などは、消費期限内であってもドリップ(冷凍肉を解凍した時に肉の内部から出る液体)が出ていることがありますよね。
ドリップが出ているからシンクで生肉を水洗い…この行為が実は危険とのこと。
生肉を洗うと、シンクの周辺に食中毒の原因となる細菌が飛び散る可能性があり、調理器具やほかの食品を汚染する危険性があります。
さらに、生肉を洗うとうま味が流れ出てしまうため、おいしく食べるためにも水洗いは避けるほうがよいのだとか。
ドリップは水洗いせず、キッチンペーパーなどで拭き取るのが正解のようですね。
家庭で調理する機会が多い生肉だからこそ、食中毒には気を付けたいところ。
生肉を水洗いしている人は、キッチンペーパーなどで拭き取る方法を試してみてくださいね。
以上、grapeからお届けしました。
「肉のドリップが気になるから洗うね!」
— 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) December 14, 2022
「ちょっと待って!」
日頃、あまり料理をしないという友人と一緒に下ごしらえの際の会話。
肉を洗うとシンク周辺に食中毒の原因となる細菌が飛び散る可能性があるため厳禁!#食中毒予防 ハウツーの1つです。#affhttps://t.co/edSwJXyWbH pic.twitter.com/P9Nb5hxg29
編集者:いまトピ編集部