2023/1/24 15:46
リビングから、お風呂やトイレに行くと「心筋梗塞」や「脳卒中」に…『この冬一番の強い寒気』でヒートショック現象のおそれ

1月24~26日にかけて『この冬一番の強い寒気』がやってくる予報です。また、今回のような強い寒気では、『ヒートショック現象』にも注意が必要です。
日本医師会によると、『ヒートショック現象』とは、温かい居間から寒い風呂場やトイレに移動した際、寒暖差によって心筋梗塞や脳卒中を引き起こすのだとか。
冬場の入浴では、暖かい居間から寒い風呂場へ移動するため、熱を奪われまいとして血管が縮み、血圧が上がります。お湯につかると血管が広がって急に血圧が下がり、血圧が何回も変動することになります。
血圧の変動は心臓に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中につながりかねません。
消費者庁は『ヒートショック現象』を防ぐため、入浴時には下記5つの点に注意するよう呼び掛けています。
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
(2)湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
(4)食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう。
(5)入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらいましょう。
湯を貯めて入浴するなら、入る前に数分間フタを開けておき、湯気で浴室を暖めることができるでしょう。
また、トイレや脱衣所は小型の暖房機で暖めておくといいかもしれません。
以上、grapeよりご紹介しました。
編集者:いまトピ編集部