2022/6/24 18:51
「風薫る」←〇〇で使っている人は間違いなので要注意「間違ってた」「気をつけよう」

よく使う日本語の正しい使い方と間違った使い方を、サンキュ! が解説しています。
「風光る・風薫る」という言葉は、時候の挨拶に使う言葉です。
古くは俳句の季語として用いられてきた言葉でした。
現在では時候の挨拶として、手紙やメールの冒頭に用いられます。
正しい使い方としては、「風光る」は4月全般、「風薫る」は5月を通して使える表現だと考えていいです。
時候のあいさつなので、目上・目下関係なく使え、手紙やメールなどで挨拶する時に使うのが一般的です。
「風光る・風薫る」の表現でやりがちな間違いは、使う季節を間違えることです。
以下のような使い方は誤りなので注意しましょう。
・風光る五月となりました。お元気でお過ごしでしょうか。
・風薫る清明の頃、皆様にはご清祥のことと存じます。
上の例文では4月に使うべき「風光る」を5月に使ってしまっています。下の例文は間違いがないように感じられますが、実は誤りがあります。
「風薫る」は5月をあらわす表現、「清明」は二十四節気の一つで4月5日頃。違う季節をあらわす表現が入ってしまっているので、間違いになってしまうのです。
ぜひ参考にしてください。
編集者:いまトピ編集部