コーヒー栽培で生活が一変…香ばしい匂いが恐怖と貧困から救う

インド東部のオリッサ州にあるコラプット地区は、極左派武装勢力マオイストの紛争で有名な地域である。そこに住む多くの貧困部族の生活をコーヒーが劇的に変えたことが報道されました。
■貧困から脱出した農夫
コラプット地区のプンジル村に住むビンダ・バダナヤックさん(45)は政府から与えられた2エーカーの土地を所有しているが、育てることができたのは米とキビだけ。年間わずか5,000ルピー(日本円で8,000円)しか稼げず、 未成年の4人の娘と夫婦の生活には不十分。
ところが、2018年にコーヒーの木を植えたことで、彼らの生活は一変。4年後の収穫で、年収が3万6,000ルピー(5万8,000円)になり、長女が大学に行くのに十分なお金を得ることができたので政府から与えられた2エーカーの土地を所有しているが、育てることができたのは米とキビだけ。年間わずか5,000ルピー(日本円で8,000円)しか稼げず、 未成年の4人の娘と夫婦の生活には不十分だった。
ところが、2018年にコーヒーの木を植えたことで、彼らの生活は一変。4年後の収穫で、年収が3万6,000ルピー(5万8,000円)になり、長女が大学に行くのに十分なお金を得ることができたのです。
コラプット地区コーヒー栽培担当局のウペンドラ・サハさんは「コーヒー栽培は、コラプット地区の貧しい部族にとって大きなメリット」「コーヒーに必要な日陰での栽培は、傾斜地での土壌侵食を防ぎ、栽培された多くのスパイスや果物も農家の収入を補うことができる」と述べています。
インドの国民的な飲み物といえばチャイだが、最近ではコーヒーの人気が急上昇。特に都市部のカフェでは、外国で愛されているコーヒーメニューが豊富になり、おしゃれな飲み物として富裕層やトレンドに敏感なインド人に愛されているようです。
しらべぇが伝えています。
編集者:いまトピ編集部