2022/6/20 07:26

マッチングアプリで詐欺被害…男性は大金を送り海外まで会いに「警察にできることはほとんどない」

デート

カップルの出会いの場といえば、かつては学校、職場、友人の紹介、趣味のサークルなどが中心だったが、近年は「マッチングアプリで意気投合」というカップルが急増しているようです。

だが、ときには悲惨な事例も…。同情の声が集まっています。

体験談が話題になっている男性は、イギリス在住の39歳。プライバシーを重んじて名前などは明らかにされていない。最後に女性と交際をしたのは32歳のときだったそうだ。

男性は、イギリスの女性たちは気が強く、平気で男を傷つけてくると感じていたそうだ。そこで友人から「その点、アジアの女の子はいいよ」と聞き、国際的な出会いを斡旋してくれるマッチングアプリに登録。

ほどなくして、男性はシンガポール在住のサンディーさんという女性に惹かれていった。女性は子供を産み育て、安定した人生を望むシーク教徒だといい、WhatsAppを利用してやりとりを続けたなか、すっかり惚れ込んでしまったという。

数ヶ月後、ふたりは結婚の話もするようになった。女性はイギリスで男性の家族と一緒に暮らしたいと話す一方、現在は弁護士試験に向け猛勉中だと説明。
司法試験の勉強に大金が必要になると言われ、男性は怪しむことなく5,000英ポンド(日本円にして約82万円)を送金。
男性はやがて公共料金、電話代、自動車保険、そしてローンの支払いまでサポートするようになり、女性から「心臓病と診断されたの」と言われると、医療費として数十万円を繰り返し送ったというのです。

ふたりは実際に会うことになり。男性は心を弾ませながら飛行機に乗り込んだが、シンガポール・チャンギ国際空港の指定された場所に、未来の妻の姿を探すことはできなかった。
5時間も待たされた男性から連絡してみたところ、WhatsAppは不通。アプリの運営者から、女性のアカウントが完全に削除されていることを知らされたそうです。

男性はシンガポールの警察へ。2万英ポンド(約327万円)以上の詐欺被害にあったと訴え出たが、「警察にできることはほとんどない」と言われ、ひどい落胆のなかで帰国しました。

しらべぇが伝えています。

マッチングアプリで詐欺被害にあった男性 大金を送り海外まで会いに行ったが… – Sirabeeマッチングアプリで詐欺被害にあった男性 大金を送り海外まで会いに行ったが… – Sirabee

編集者:いまトピ編集部