2021/5/5 15:25

8割以上に自覚症状がない...「2、3日に一回はアレしないと」なるべくため込まず

カップル

友人や家族に相談しづらい、デリケートな問題である男性不妊。ED(勃起不全)に代表される性機能障害も原因疾患のひとつだが、それは全体の1割程度にすぎず、約8割は健康な精子をつくり出す際の生理的トラブルである「造精機能障害」に起因するとされている。

「男性不妊の患者の約80%が『造精機能障害』にカテゴライズされますが、その原因は特定できないことが多いんです。体に一切異変がないにも関わらず、なぜか精子の数や運動率が著しく低い。このようなケースを『特発性』と呼んでいます。自覚症状は皆無ですから、パートナーと一緒に産婦人科を訪れた人が試しに精子を検査してみた結果、特発性の症例だったと判明するケースが多い。治療法としては、手術では治せないものなので、薬物療法がメインになります」と、男性不妊治療の専門家である泌尿器科医の湯村寧氏。

原因の半分がいまだわかっていないこともあり、根拠のないデマや噂話が流布しやすい男性不妊。一方で、最新の研究によって明らかになったことも多いという。

「1週間以上精子をため込むと、数は増えていきますが、運動率は下がり、精子の中のDNAも壊れていくことが明らかになっています。長期にわたる禁欲は、妊活をする上で明らかにマイナスです。なるべくため込まず、2、3日に一回は射精した方がいいでしょう。」(同)

8割以上に自覚症状がない男性不妊。まずは一度検査キットで自らの精子の状態をチェックしてみては、とビジネスジャーナルはすすめている。

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編集者:いまトピ編集部