2021/1/25 14:02
暖房は〇〇したほうが『電気代』は安い

「窓を開けるなら、エアコンの暖房を切って!」
荒げた声が上がったのは、テレワークで家にいることが多くなったAさん宅。Aさんは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、寒い冬場でも換気のために窓を開けていました。しかし、妻からは「窓を開けるなら、エアコンの暖房を切って」と、叱られてしまったようです。
妻は換気をしながら暖房を使うと、電気代が上がってしまうと考えたのでしょう。
あわや夫婦ゲンカ勃発!というところで、冷静になったAさんが調べてみると…争いにピリオドを打つ、事実が判明したのでした。
大手空調メーカー『ダイキン』が「「冬に窓開け換気をする場合、エアコンの運転はどうしたらいい?」という疑問をテーマにした実験。
その実験は、実生活空間を想定して、マンションのリビングを使い『窓開け換気に合わせて、暖房をこまめに消した場合とつけっぱなしでは、どちらが消費電力量が少ないのか』を調査しているものです。
結論からいうと、こまめに電源を消すよりも、つけっぱなしで窓開け換気をしたほうが電気代は安い!逆にこまめに電源をオン・オフすると、急激に消費電力が上がっていることが分かりました。これはエアコンが、基本的に運転を開始した直後の室内温度と、設定温度の差が大きい時に電力を多く消費するからだそうです。
電気料金を1kwhあたり27円で計算した場合、こまめに電源を切る時とつけっぱなしにした時では、1日の電気代に14.5円も差が出ました!なんと、1か月分の電気代として考えると400円以上もお得!
室内の温度も快適で、電気代も下がるなら、窓開け換気の時はつけっぱなしにしたほうがいいでしょう。以上、grapeよりご紹介しました。
編集者:いまトピ編集部