2020/7/12 10:07

「米に虫が湧いた」ゾッとするクレームに国民生活センターが回答「胸がすっとした」「素晴らしい」

こめAmazon

消費者庁が管轄している独立行政法人国民生活センターは、ウェブサイトで生活上の豆知識を公開しています。
その中の食品に関する事例が、ネットで再び話題になっています。
話題になっているのは、2016年に公開されたお米に関するクレーム。

新品の米に虫が混入していたとみなし、返品を希望している内容でした。
この意見に対し、国民生活センターは袋の中にいた虫を『コクゾウムシ』であると回答した上で、「コクゾウムシの混入は、完全に防ぐことはできない」と述べました。
そしてこのように解説をしています。

『米は、生鮮食品と同じく長期保管には向きません。食べる分だけ少しずつ購入し、冷蔵庫などの冷暗所で保管しましょう。

最近は、異物混入で問題になることを嫌う販売店の方針や、洗浄や精米といった技術の進歩、流通の進歩等により生鮮食品に害虫がついていることは少なくなり、それに伴い、私たちは、米だけに限らず生鮮食品に害虫や土などはついていなくて「当然」、それが「普通」というような感覚を持つようになってきています。

たしかに、米の袋の中に黒い虫がぞろぞろいれば、大変に気味が悪いだろうと想像はできますが、高温多湿の日本で、数カ月も米を放置していれば、コクゾウムシの発生は当然予想すべき事象の範ちゅうです。

自然の恵みである収穫物を消費するにあたっては、生産者や卸業者、販売業者だけが知識を持つだけでなく、最終的に消費する消費者自身も食品に関する知識を有することは自身にとって非常に大切なことです。

なお、コクゾウムシは、15℃以下では発育・繁殖できないため、米を冷蔵庫に保管していれば、コクゾウムシの発生(孵化)は防げます。米袋の中でコクゾウムシが見つかった場合、米を天日干しすれば取り除くことができます。

虫の発生が少しであれば、食べるのに問題はありませんが、たくさん発生していた場合、食い荒らされた米がおいしいかは、疑問です。』

なぜ米に虫が湧くのかを丁寧に説明した国民生活センター。この解答にネットからは「素晴らしい対応」「参考になった」など称賛の声が上がっていました!

食べ物に虫が湧いていたら、ゾッとしてしまうのは仕方のないこと。
しっかりと正しい知識を身につけ、食事を楽しみましょう。

「米に虫が湧いた」とクレーム 国民生活センターの回答に「胸がすっとした」「素晴らしい」  –  grape [グレイプ]「米に虫が湧いた」とクレーム 国民生活センターの回答に「胸がすっとした」「素晴らしい」 – grape [グレイプ]