300㎞も離れた店に「車のキーを忘れた女性」店長のまさかの行動に称賛の声

アメリカ・ニューヨーク州に住むダイアナ・チョンさんの身に起きた出来事が話題になっています。ある日、車で夫と子供と一緒にペンシルベニア州の友人の家に向かう最中、彼女はベーグル店に立ち寄り、約3時間半のドライブ後、ようやく目的地に到着。そこで、彼女は車のキーを先立ち寄ったベーグル屋さんに置き忘れてしまったことに気が付きます。ダイアナさんの車のカギは携帯電子キーで、彼女が店で買い物をしている間、車内には夫と子供が残っていたためエンジンをかけたままにしていたのだそう。そのため、彼女がキーを持っていなくても車はスタートできました。この時ダイアナさんたちがいた場所からベーグル屋さんまではなんと約304㎞も離れてました。ダイアナさんは助けを求めて車の販売店やロック解除サービス会社、また車のトラブル対応をしてくれるAAA(全米自動車協会)などに電話しましたが、事態を解決できなかった彼女がベーグル屋さんに電話をします。
店長のビニー・プロシアさん
「ええ。忘れ物のキーを保管していますよ」
ダイアナさん
「実は今、ペンシルベニアにいるんです」
ビニーさん
即答で「じゃあ、私が届けますよ!住所を送ってください」
ビニーさんは渋滞などで結局、片道約6時間もかけ、本当に彼女のいる場所までキーを届けてくれたのです。ダイアナさんは感激し、彼にケーキとコーヒーをご馳走して、ギフトカードや感謝の手紙などを受け取ってもらったのだそう。それからビニーさんは翌朝5時30分の開店に間に合うように急いで帰って行きました。見ず知らずの人に、ここまでのことができるでしょうか?優しくなれるエピソードをgrapeがお届けしています。
編集者:いまトピ編集部