「昨日まで家族3人、川の字で寝ていたのに…」0歳娘が脳梗塞になった話(その2)【忘れられない日】(1/2)

2021/6/4 12:00 四月さよなら 四月さよなら

こんにちは。四月さよならです。

今回も前回「なぜけいれんが…?」0歳娘が脳梗塞になった話(その1)に続き、すいかの赤ちゃんの頃のお話です。
4歳になった今では元気過ぎるくらいのすいかですが、この当時は今のような姿や未来は考えられませんでした。

《登場人物》


前回のあらすじ

痛みで朦朧としながらも無事女の子を出産した四月さよなら。
慣れない新生児育児は心配と不安ばかりで、ようやく1ヶ月検診(出産後1ヶ月経った母子の健康状態を診る検診)でお医者さんに相談できる!と病院に行く日を心待ちにしていたが・・・
「なぜけいれんが…?」0歳娘が脳梗塞になった話(その1)はこちらから



忘れられない日

その日は土曜日で、夫も休み。
すいかはゆっくり寝ていて、不思議と私は心が穏やかな朝でした。








確かに見たことない動きなのだけど、白目をむいたり、泡をふいたり、全身がガクガクしたり、ブルブルしたり、そういった動きではなく、小刻みにビクン、ガクン、と全体が揺れていて、一見するとしゃっくりにも見えなくないような、でもやっぱりしゃっくりというには何かが変・・・というような、(素人の私からすると)分かりづらい動きでした。
それが2分くらいあったかと思うと、普通にゴクゴクおっぱいを飲んだりして、私も夫も「???」という感じでした。

それでもいつもと違うおかしな動きであることは間違いないので、まずは近所の小児科を受診しようと決めました。



この時点ではそこまで深刻に捉えておらず、行かないよりは行った方がいいかなというくらいの気持ちでした。
土曜日の12時頃で休診直前だったので、ギリギリでも診てもらえるかどうかまず電話で相談しようと思っていたのですが・・・





起こってほしくないことを回避するために「心配」して「対策」するのだと思うのですが、 想定できないような大変なことって回避も対策も、というか心配すらもできないのだなあと、このときのことを振り返ると思います。私はただひたすらに風邪の心配をしていました。



救急という言葉からすぐに診てもらえると勘違いしていました。
最初にCTを撮った後かなり長い時間が経ってようやく名前が呼ばれました。





ここで初めて「ああ、やっぱりこれはけいれんなのか・・」と思いました。

ここから、どんどん嫌な展開になっていきました。

    次へ

  1. 1
  2. 2