4月23日公開『るろうに剣心 最終章 The Final』に出演する新田真剣佑や、高橋文哉、北村匠海…【春のイケメン祭り】第2弾は、特技がヤバい俳優たち!?

2021/4/22 22:00 龍女 龍女

春のドラマやゴールデンウィーク狙いの映画が出揃って何が観たいか迷ってませんか?
そこで今回も【春のイケメン祭り】と称して、この春に放送・上映される作品に出演する、筆者推しのイケメン俳優をイラストと共に紹介する。
前回の詳細は【春のイケメン祭り】第1弾を参照してください。
今回取り上げる俳優達は、得意分野がハッキリしている分、配役がしやすそうな要素がふんだんにある人たちです。


①新田真剣佑(1997年11月16日生)

日本を代表するアクションスターのパイオニア、千葉真一を父に持つ。
したがって、俳優のために必要なスキルを基礎から英才教育により学んだようなものである。

新田真剣佑は2014年に日本でデビューしたときの芸名は、真剣佑と本名の名前のみであった。

特技は 水泳・乗馬・殺陣・空手・レスリング・体操・水球・スキー・ピアノ・フルート・アルトサックスと多岐にわたっている。
最初に所属した芸能事務所が、浅井企画。
千葉真一が親しい関根勤に相談して決まったらしい。
おそらく、事務所とギャラの配分が良いと噂されている以上に、日本の芸能界の礼儀作法を学ぶためにアメリカ生まれの帰国子女の真剣佑に向いている事務所と判断されたのだろう。

2017年に映画『ちはやふる』の演技で、日本アカデミー賞新人賞を受賞した。


同じ年にトップコートに移籍、『ちはやふる』で演じたキャラクター、綿矢新にちなみ、芸名の名字に新田を加え現在の芸名の新田真剣佑と改めた。

今年、活動の軸を海外に拠点に置くために、トップコートからアメリカの俳優のエージェントに移籍した。
最近よく言われる円満退社であるが、このケースは文字通りだろう。
俳優は会社員とは違う労働形態である。
決定権は事務所ではなく個人事業主である俳優側にある。
また若手俳優から長く活動する拠点として、元々志向していたアメリカハリウッドに戻ったと認識するのが正しい。
これまでの仕事を振り返ると、テレビドラマの出演数も多いが、それ以上に映画の数が多い。

最新作の『るろうに剣心 最終章 The Final』(4月23日公開)では、剣心の十字傷の秘密を知る、過去最大の因縁の敵、雪代縁を演じる。
アクションがたっぷり堪能できそうなので楽しみだ。

新田真剣佑はハリウッド映画はすでに数本出演(『パシフィック・リム:アップライジング』など)しているし、新進気鋭のアクション俳優としても期待大だ。
これまで仕事を与えられることがなかったアメリカのアジア系俳優の映画出演はラブコメディ『クレイジーリッチ』が大ヒットしてから、空気が大きく変わった。
オスカーにアジア系の女性監督が監督賞(『ノマドランド』のクロエ・ジャオ)にノミネートされたりと、アジア系のハリウッドでの活躍の幅が広がっている過程にある。
今はまだまだ駆け出しなので、脇役が多いが、必ず主役のハリウッド映画が公開されるだろう。

千葉真一は、サニー・チバとして国際的なアクション俳優ではあるが、大スターにはならなかった。
クエンティン・タランティーノが脚本を書いた『トゥルー・ロマンス』で引用された。
『キル・ビル』では服部半蔵役など、カルト的人気にとどまった。
むしろハリウッドである程度の成功を納めたのは、千葉真一が育てた最大のスター、真田広之である。
アジア系の中の日本人俳優のキャスティングでは、渡辺謙と並び、トップクラスで候補にあがる存在である。

新田真剣佑は、繊細な演技力は疑問ではあるが、バラエティで見せる負けず嫌いぶりなど主役を演じる俳優の素質は十分にある(1970年代生まれの筆者にとっては木村拓哉と織田裕二に備わっている素質である事を目撃済みだ)。
それだけの華、存在感をもった存在だ。

年上の交際女性を巡って、色々トラブルが生じているのが女性誌の話題になっている。
詳細はともかく注目されている存在なので、記事になってしまう。
是非、私生活で仕事に支障をきたさないように、気をつけてほしい。

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