そんな飯尾和樹がコロナ禍の時代にハマった。
明治のTANPACTのCMでは田中みな実、メリカリのCMでは高橋メアリージュン、明治のR-1のCMでは江口のりこの相手役で、なんだかモテモテである。


（イラスト by 龍女）

件のDIMEの記事には、飯尾の活躍についての小山薫堂のコメントも載っていて
「多くのおじさんたちが、勇気をもらいました」
と最後しめているが、この点にもやや疑問の余地がある。

確かに世の中には、イケメンじゃないけど、モテる男はいる。
しかし、飯尾和樹を「多くのおじさんたち」にカテゴライズして良いのだろうか？
小山さんはDIMEという雑誌の対象者に向けてコメントされているので、そのことについては異論が無いが、 いやいや、そこは見た目にとらわれすぎではないか？


（イラスト by 龍女）

何故なら、彼のブレイクを喜んでいる筆者はおばさんである。
女性全体とは言えないが、ある一定数に受けたのは何故か？
その視点で考えてみよう。

個人差はあるだろうが、筆者は全然違和感を持たなかった。

彼の私生活では、11年間付き合って、一度別れた彼女と番組の企画でプロポーズして、結婚した。
殆どのケースなら、復縁等あり得ないのに、何故大丈夫だったのか？

面識もないし、映像で観ているだけのイメージだが、
一緒にいて楽そうだなあ。
と言う想像だけである。

モテない男がついつい思いがちな
「ただしイケメンは除く」
は、ただの偏見に過ぎない。

あえて固有名詞は挙げないが、せっかくのイケメンなのに何故この人独身なのだろう？と言う芸能人や一般人は結構いる。
事実婚その他の個人的事情は除くと、どう考えても他人と一緒にいられる生活態度ではなく、荒れているか、きっちりしすぎているのだろう。

その点、彼はフジテレビの『ノンストップ！』毎週木曜日ワリカツで、料理を作ったりして、家事が出来るのだ。
多分、皿洗いも含めて家事が出来るのではないか？
こういうスキルと、生活していて安心する人というのが足されたら、そりゃモテるに決まっているのでは？（独身の筆者の書くことだから、説得力に乏しいが…）。

真面目に書くと、コロナ禍でストレスがたまっている世の中で、家にいる時間が増えて、飯尾和樹のような人が身近にいてくれたら、凄く落ち着くというか癒やされるそんなイメージを持たれやすい。

何せ、売れない頃は床ずれするほど寝ていたらしい。
ああ、そんな、あくせくしなくて良いんだ。
そういう人が求められているのだろう。

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写真：タレントデータバンク
（飯尾和樹|1968/12/22生まれ|男性|O型|東京都出身）