2020年にCMで大ブレイク!ずん・飯尾和樹って、なんでモテキャラなの?(1/2)

2021/1/27 00:15 龍女 龍女

2020年、筆者にとって、良い事なんて殆ど無かった。
コロナ禍で毎年恒例の出身大学の学園祭に行けず、旅行も中止。
趣味の競馬も日本ダービーを直接観られない。

そんな筆者にも、喜ばしいことが二つだけあった。
このコラムの連載開始と、
飯尾和樹が大ブレイクしたことだ!


(イラスト by 龍女)

飯尾のブレイクはここ数年、TV朝日のバラエティ番組『かりそめ天国』のロケや、フジテレビの『お笑い向上委員会』で明石家さんまにハマったりと伏線はあったのだが、夏ごろから急に飯尾が出演するCMが増えた。

1968年12月22日生れ。
1991年にデビューして、初めのコンビ名は『チャマーず』だったらしいが、すぐに解散。92年に『La.おかき』を結成する。相方は村山ひとし。

筆者は、小堺一機と関根勤のユニット『コサキン』の大ファンなので、浅井企画の後輩芸人である彼らを知ったのがこの時期である。同期はキャイ~ン。一緒に出て、コサキンのラジオでショートコントを披露しているのを聴いていた。

1997年で解散し、2000年に『ずん』を結成。今の相方は、やす。


(イラスト by 龍女)

この二人で、漫才を披露することもあるが、それぞれがピンでも活動している。
やすは、失敗を誤魔化す空手の師範代と言うネタで第4回の『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』に優勝している。

飯尾にも細かすぎて伝わらないネタがある。
BSフジで2008年に放送された『関根勤5ミニッツ・パフォーマンス』のゲイバーのコントで披露された
・旅館のパンフレットの1ページ目の女将の写真(2ページ目のときもある)
・顔の見える生産者
等のネタがつぼにハマった。
それ以来、好きな芸人の一人になった。

参考にした記事(2020年12月17日DIMEトレンド大賞)によると、37歳の時に特番に中々お呼びがかからないので、やすと相談して
「MCに甘えよう」
と方針を決めたらしい。

この番組に出演したのが、その後だから、方針が定まって関根勤にも甘えたのだろう。
飯尾和樹はとにかく関根勤に可愛がられて、「地味」だといわれ続けてきた。


(イラスト by 龍女)

関根率いるカンコンキンシアターと言う舞台では、ずんの二人の地味な芸風が、生き生きとしている。

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