【諏訪大社】日本最古、神秘に包まれたパワースポット!諏訪4社めぐり【上社編】(3/3)
■上社前宮
諏訪大社上社前宮の「前宮」とは“本宮より前に出来たお宮”のことを表しています。
そのため本宮に比べると造りは自然と融合するシンプルなものになっていますが、こちらは神社というよりその辺り一帯が“神域”といった感じです。
ここ前宮の奥には諏訪大社の神様たちが鎮まるとされていて、古来より立ち入ることが固く禁じられ、犯すときは神罰が下るといわれたそうです。
前宮の拝殿は伊勢神宮から下賜された木材で造営されたもので、大変貴重なものです。
上社に流れる、厳かで神聖な空気感は伊勢神宮と似たものを感じました。
石段をはさみ、御室社の反対側にある十間廊という建物があります。
ここは政庁の場で、前述した「御頭祭」で鹿の頭が75揃えられたといいます。
そして、中には必ず耳の裂けた鹿が入っていることから、諏訪大社の一つに数えられたそうです。
ミステリーと神秘に包まれた諏訪大社。
普通にめぐっても素敵な場所ですが、由縁を知るとよりいっそう神聖な気持ちになってその魅力に惹かれます。
私も本当におすすめの神社で、見どころをひとつひとつ説明しようとしたら、長くなってしまいました…!(笑)
なので2回に分けて、また次回は下社「秋宮」「春宮」のレポートをお届けします!
また次回のコラムを楽しみにしていてください。
(スピリチュアル占い師 CHIE)