“洗濯王子”が教える「ドラム式洗濯機でタオルが黒ずむ理由」→ネット民「納得」「勉強になります」の声
ドラム式洗濯機って見た目もスタイリッシュですし、節水仕様のため水道代が安く済みますし、乾燥機能もついているのはとても楽ちんです。でも、タオルが黒ずんだり臭ったりするという声もあるようです。
Twitterでは、こんなツイートが注目されています。
ドラム式の洗濯機を使っている方から、タオルが黒ずむっていうご相談を受けたのですが、これは多くの人に起こっているお悩みかもしれないので、ちょっとシェアしておきます。
— 中村祐一/洗濯家 (@sentaku_u1) July 24, 2020
洗濯って、基本的な考え方として、「衣類の汚れを水に移す作業」です。
— 中村祐一/洗濯家 (@sentaku_u1) July 24, 2020
その事を考えたとき、ドラム式の場合、その「汚れを移す場所」である水がかなり少ないです。
そのため、そもそもとして汚れが出て行きにくい構造の洗濯になりやすいのが節水型のドラム式の洗濯機です。
加えて、いつもの洗濯の工程をお聞きすると、すすぎ一回の設定、更に柔軟剤を使用しているとのこと。
— 中村祐一/洗濯家 (@sentaku_u1) July 24, 2020
まず、すすぎが一回だとだと、汚れはやはり残りやすい。
また、その1回のすすぎは服から洗剤と汚れを水に移す作業に当てられるべきなのですが、そこに柔軟剤が入ってしまうと、繊維に逆に汚れをくっつけてしまう様な状態にさせてしまいます。
— 中村祐一/洗濯家 (@sentaku_u1) July 24, 2020
繊維から、不要なものをとりたいのか?それとも、繊維にある種の機能を付けたいのか??
もうそれがぐっちゃぐちゃになってしまっているのが、今の多くの人の洗濯です。
— 中村祐一/洗濯家 (@sentaku_u1) July 24, 2020
まずは、洗いの工程でしっかりと洗剤と衣類をよく混ぜて、汚れを洗剤で包むこと。
そして、その包んだ汚れをすすぎによってしっかり流す(薄める)こと、が大切。
「何か機能をもたせたいのであれば、まずは余計なものを取り除いてくれ、話はそれからだ」
— 中村祐一/洗濯家 (@sentaku_u1) July 24, 2020
と繊維は思っていると思いますよ(笑)
柔軟剤を使うなら、すすぎの回数は最低二回は必要ですし、すすぎ一回なら、柔軟剤は使わない方が良いです。
逆に、白いものなどをスッキリ仕上げるならすすぎを3回にする場合もある。
— 中村祐一/洗濯家 (@sentaku_u1) July 24, 2020
その辺りは、時間やコストとの兼ね合いにもなって来るので、毎回入念なすすぎをしろということではないですが、黒ずんでくるというのは明らかに「洗濯しても汚れが落ちていないよ」という、衣類からのメッセージです。
あと、ドラム式は「色移り」もしやすいので、それで黒ずんだり、くすんだりしてる場合もあります。
— 中村祐一/洗濯家 (@sentaku_u1) July 24, 2020
テレビや雑誌など「洗濯王子」の愛称で呼ばれている投稿者の中村祐一さん(@sentaku_u1)は、ドラム式の洗濯機を使っている人から「タオルが黒ずむ」という相談を受け、その理由について解説しています。
それによると、洗濯とは「衣類の汚れを水に移す作業」であり、節水型のドラム式の場合は「汚れを移す場所」である水がかなり少なく、汚れが出て行きにくい構造だそうです。また、「すすぎ1回」では汚れが残りやすく、そこに柔軟剤が入ることで汚れを繊維にくっつけてしまう状態にさせてしまうそうです。
まずは、洗いの工程でしっかりと洗剤と衣類をよく混ぜて汚れを洗剤で包み、それをすすぎによってしっかり流す(薄める)ことが大切とのこと。柔軟剤を使うなら、すすぎの回数は「最低2回は必要」で、すすぎ1回なら柔軟剤は使わない方が良いそうです。さらに、白いものなどをスッキリ仕上げるならすすぎを3回にする場合もあるとのこと。また、ドラム式は「色移り」もしやすいので、それで黒ずんだりくすんだりしてる場合もあるそうです。
この投稿を見たTwitterユーザーからは、こんな声があがっています。
タオルがごわつくのは合成洗剤を使っているせいでしょう。無添加石けんを使えば粗品のタオルもふわふわなので柔軟剤なんて使う必要がありません。よりふんわり仕上げたいなら重曹を混ぜると良いですよ。洗浄補助と脱臭にもなるので洗剤が少量で済みます。
— mimi (@mimilovegolf) July 24, 2020
ドラム式では無いですけど、汚れ落ちが悪いし、洗剤が白くなって衣類に残ります。
— もふもふさん📎⭐️ (@mama0930taku) July 24, 2020
この記事を読んで納得。
そもそもビートウォッシュとか言うけど水が少ないんですよね…
それでいて水量設定出来ない不便な洗濯機です💦
ドラム式経験者です。
— miipon (@miimii10846403) July 24, 2020
途中から使うのがイヤになり、あんなに高かったのに手放し、二層式にしました。タオル、臭くて。洗い方が悪かったのかとは思うけど、シンプルな二層式にかなうものはないと思ってます。個人的な意見です。
洗濯機は二槽式が最強。臭い知らず。
— きっぺー(妛彁暃)キウイはマタタビ科です (@kippei2983) July 24, 2020
乾燥機は欲しいかな? pic.twitter.com/BCqWk2I0NS
今どきの洗濯機はドラム式でなくても、節水型ですし、洗い方がとても優しいですよね。(生地を痛めないため?)もっとガンガン回わるパワフル洗濯機がほしいです。いつもすすぎ途中で一時停止して、手でゴイゴイ回しています。そうしないと石鹸カスが残るんです。
— わさび (@wsb_kkp) July 24, 2020
今どきの洗濯機はドラム式でなくても、節水型ですし、洗い方がとても優しいですよね。(生地を痛めないため?)もっとガンガン回わるパワフル洗濯機がほしいです。いつもすすぎ途中で一時停止して、手でゴイゴイ回しています。そうしないと石鹸カスが残るんです。
— わさび (@wsb_kkp) July 24, 2020
ドラム式ですが、タオルや白い肌着が徐々に黒ずみます。色物と分けてるのに。やはりすすぎ不足ですか。
— 雪見猫 (@yukimineko) July 24, 2020
勉強になります。
— グリーン蒼山 (@0323Step) July 25, 2020
自分は一人暮らしで縦型洗濯機を使ってますが、ドラム式は乾燥が得意みたいですね。故に、洗濯はどうしても洗浄能力が落ちてしまう。
コインランドリーでまとめて洗濯物を乾燥させてますが、ある意味正解だったかも知れない…。 pic.twitter.com/pyZrUyA51B
縦型ですが、洗濯機にはことごとく逆らい、自動計量の後水量を1段階上げ、洗濯時間は最長にして、液体洗剤の使用法にも逆らいすすぎは2回に変更して洗っているのは私です。
— ねこりぱ (@nekorippa17) July 25, 2020
中村祐一さんの解説によれば、どうやらドラム式洗濯機でタオルが黒ずみやすいという問題は、洗うときの水量やすすぎ回数が足りないことが一因のようですね。
多くの洗濯機では、好みに合わせてすすぎ回数などを変更できますので、黒ずみが気になる人は回数を2回に増やしてみてはいかがでしょうか。
(いまトピ編集部:ヤタロー)