のん、西内まりや、日南響子 元『ニコモ』の超美女トリオが揃って逆境から復活(2/2)
日南響子は1994年2月6日、愛知県生まれの26歳。2006年、雑誌『ニコラ』の『第10回モデルオーディション』でグランプリを受賞し、2011年には人気モデルの登竜門とも呼ばれるファッション雑誌『non・no』専属モデルに。 特撮ドラマ『非公認戦隊アキバレンジャー』には初代アキバブルーとして出演し、絶世の美少女として男性ファンも多く獲得している。
父親はドラマーで母親がヴォーカリストという彼女は美貌のみならず歌唱力や演技力にも定評があり、2011年には、映画『七つまでは神のうち』(三宅隆太監督)の主題歌も歌っている。
2013年に、元恋人を名乗る人物がネットに誹謗中傷を書き込むというスキャンダルにみまわれる。そんな中、交通事故にあうなど体調を崩し、惜しまれつつ所属事務所を退所している。
事務所を退社したことから、しばらく休業状態が続いていたが、パーフェクトな美貌とスタイル、高いポテンシャルを持つ彼女は引退するには惜しい逸材。 昨今では珠麟(しゅりん)の名前で歌手活動を行っており、女優としても、園子温監督のNetflixオリジナル映画『愛なき森で叫べ』で、約3,000人のオーディションからヒロインに抜擢され、エンディングテーマ『さよならミッドナイト.』を歌うという快挙も。
大人向け特撮アクションドラマ『GARO -VERSUS ROAD-』では、メインキャストの伽堂アザミ役を演じ、アニメキャラのようなパーフェクトボディを披露している。
公式インスタグラムで、『サニーデイ・サービス』の楽曲「セツナ」を歌っている映像を公開した際には、正統派美少女キャラで歌手活動をしていた時代よりさらに磨かれた歌声を披露。
歌唱力の高さのみならず、メロウな歌声は個性的で、表現力の幅広さが感じられる。コメント欄には「きょんさんの歌声。聴いていると、やさしく心が溶けてくみたい」「ゆるくてかわいくてよいです」「一気に惹き込まれた」といった声が書き込まれている。
かつて、ローティーン向けファッション雑誌『ニコラ』の専属モデルをつとめていた日南だが、2008年の同誌には、日南以外にも、能年玲奈、西内まりやの名前が見受けられる。 奇しくも3人共、芸能界でもトップクラスの美貌と才能を持ちながら、大手事務所を退社して、逆境を経験している。
ファッショニスタとしてハイブランドのイベントなどにも登場し、国際派モデルとして注目を集める西内と、老若男女に愛されマルチに活躍する能年。危うい魅力を持つ美貌の歌手・女優として、コアなファンを持つ日南。美貌と才能、枠にはまらない自由な精神を併せ持つ「元ニコモトリオ」は、今後、劇的な「復活劇」が期待される面々と言えそうだ。
(しんまる子)