美味しいお茶が飲める店めぐり:日本茶カフェ「茶遊亭」(谷中)

2014/4/15 11:00 satomin satomin



こんにちは。satominです。

東京下町のお散歩エリアとして人気の「谷中」。
谷中・根津・千駄木の総称の「谷根千」(やねせん)の一文字目の街です。
「谷中」は夕やけだんだんや谷中銀座商店街、そして、猫の街として有名です。
そんな「谷中」散策の休憩スポットとしてもおすすめな
「夕やけだんだん」の坂下すぐのところにある
日本茶カフェ「茶遊亭」さんをご紹介します。


千代田線の千駄木駅から
谷中銀座の商店街をしばらく歩くと、
「夕やけだんだん」にたどり着きます。
着いたのがちょうど夕方頃だったので
夕やけだんだんを登って振り返ると、
今歩いてきた谷中銀座商店街の上にきれいな夕日をみることができました。
さすが夕焼けの絶景スポットと言われるだけあって
見事な眺めです。




まわりには夕やけを写真におさめようとする人たちと、
地元の人たちが行き交います。

夕やけだんだんの側には猫も。




◆ウェルカムドリンクは梅昆布茶!?夕やけだんだん近くの日本茶カフェ

谷中銀座、夕やけだんだん、猫と、
谷中を満喫した後は、夕やけだんだんを降りてずぐ横にある
「茶遊亭」さんにお茶を頂きに。




「茶遊亭」さんは、創業80有余年の
日本茶専門店「舎人園」が手がける日本茶カフェです。
八女茶の専門店ですが、
かき氷やシュークリームなどのスイーツでも人気があり、
この日も女性のお客さんで賑わっていました。


店内は清潔で明るく、
窓からは夕やけだんだんを登っていく人たちも見ることができます。
カウンターの中ではスタッフの方々がてきぱきと働いています。
入り口横の窓際にはお茶の販売スペースも。
客席は入り口近くにテーブル席が数席と、
奥にも客席のスペースがあります。




店内に入り席につくと、
メニューと一緒に梅昆布茶が出されました。
他のお店ではあまりないサービスですが、
谷中散策で疲れた身体に梅昆布茶がしみ込みます。

メニューを見ると、
三大産地(岡部、宇治、八女)の伝統本玉露をはじめ、
かぶせ茶、お煎茶、お抹茶などの本格的なお茶が並びます。
他にも、抹茶オーレやほうじ茶ラテ、紅茶、中国茶、ジュースなどなど。
本格的なお茶好きから、
休憩がてらカフェに寄った一般のお客さんにも対応する
幅広いラインナップです。


◆パリパリ玄米シュークリームを春旬茶で頂く

さらに、お茶だけでなく、スイーツもどれも美味しそうでした。
スイーツにはセットでドリンクをつけられます。
季節限定の煎茶や、かりがねほうじ茶、玄米茶、御抹茶(薄茶)など、
セットドリンクでも本格的なお茶を愉しめます。

この日の「季節限定おすすめのお煎茶」は次の通り。

八女茶の一番茶をひと夏熟成させた秋冬限定の「蔵仕込」。
抹茶の原料になる「碾茶」と上級八女煎茶をブレンドした「春ほのか」。
高級煎茶「かぶせ茶」と八女抹茶をブレンドした「春旬茶」。

今回は玄米シュークリームのドリンクセットを2つ注文。



手前は、
玄米シュークリームのカスタードと「春旬茶」。
かぶせ茶に八女抹茶をブレンドしているので、
水色は深緑で、味わいもまろやかでとろりとしたかんじです。

奥は、玄米シュークリームの抹茶と「春ほのか」。
「春旬茶」とは違い、黄緑色に近く透明感がある茶水です。

玄米シュークリームは
玄米をのせた生地がパリパリとした食感も楽しいシュークリームで、
中のクリームも程よい甘さで、お茶にあうスイーツです。

お盆の上には、シュークリームとフォーク、
一煎目のお茶、茶の葉がはいった急須、
湯冷ましがセットになって置かれています。
お茶は一煎目は淹れられて持ってきてくれますが、
2煎目からはお湯をもらって自分で淹れていきます。
3煎目までお湯をいただくことができます。

夏はかき氷も人気です。
お茶屋さんの抹茶金時に、美味しいお茶をあわせて、ぜひ味わいたいものです。



「谷中」散策をして下町の風情に触れたら、
本格的な日本茶カフェで
美味しい「日本茶」を味わってみてはいかがですか。



◆Shop Data:
茶遊亭
http://chayu-tei.jp/

・住所: 東京都荒川区西日暮里3-10-6 セ・アベーレ谷中銀座 1F
・営業時間: 11:00~18:00(L.O.)
・定休日: 月曜(祝日の場合は翌日休)