中年太りのブリトニー・スピアーズ ブラとパンツで踊り骨折する衝撃映像公開(2/2)
ブリトニーが衝撃的な「骨折映像」を公開したのは、2月27日。黄色いスポーツブラとヒップハングタイプのショートパンツはセクシーで、下着と変わらぬ露出度の高さ。全力で踊る様子からは持ち前の身体能力の高さが伺えるが、大胆に露出したボディはリアリティのある中年体型。映像の後半には「パキッ」という音とともにうずくまる様子が見られ、「私が脚を負傷する音が聞こえるはず、大きい音でごめんなさい」というコメントも。映像公開前に足を骨折したことが報じられている彼女だが、「決定的瞬間」を自らインスタグラムにアップしたことで、世界中からお見舞いの声が殺到している。
太腿や腰回りの肉付きが豊かで、典型的な中年体型のブリトニー。とはいえ太り過ぎというほどではなく38歳という年齢を考えれば妥当。一般人であればむしろリアルな色気を感じる美魔女体型とも言えそうだが、全盛期を知るファンには衝撃的。ダンスも「昔とった杵柄」で巧みではあるが、若い頃のキレとはほど遠く「6ヶ月の間、ダンスをしていなかったの」という正直なコメントも。29日にはビーチでのビキニ姿も公開しており、お腹のシワも加工なし。「ありのまますぎる」天真爛漫さはある意味ではかわいらしくファンには好評。「QUEEN」「You look amazing」といった声も寄せられている。
素人でもアプリで美肌加工をする時代、ブリトニーのSNS投稿はあくまでリアル。2月27日に公開された「顔のどアップ動画」は、クマのシミも胸元の湿疹のような凹凸も無加工のまま。アイラインが落ちた目のまわりは「パンダ状態」で、並外れて目が大きいこともありそこはかとない狂気が……。「画像は加工せずシミもメイクでカバーしないのに、アイメイクは濃い」というアンバランスさも、美肌メイク好きの日本人には違和感がある仕上がりになっている。
ブリトニー本人が時おり若い頃のボディをインスタグラムに投稿していることによって、スレンダーボディの真下には現在のほっちゃりボディが表示されるという残酷な状態を作り出している。
では現在のブリトニーは美しくないのか? というともちろんそういうわけではなく、年相応の服装をした画像は「スタイルのよいアラフォーのブロンド美女」そのもの。しかしそういった写真は少数で、ほとんどの投稿で緩んだ胸元や腰肉のついたお腹を露出している。
素肌の艶を目立たせる無造作な肌と、大きな目を強調させる濃いアイメイク。そしてボディコンシャスで露出度の高い衣装。20歳の彼女を魅力的に見せたスタイルは38歳の彼女にはあまり似合わず、逆効果ですらあるように見受けられる。
年下パーソナルトレーナー、サム・アスガリと交際している彼女だが、トレーニング中にキスをしている映像もインスタグラムでアップしている。もともと恵まれたボディを持ちトレーニングも続けているだけあって、健康的な中肉中背をキープしているブリトニー。充分魅力的に見せられるポテンシャルがあるだけに、「20歳と変わらないメイクや振る舞いのせいで老けて見える」天真爛漫さがもったいないようにも感じられる。
日本ではタレントの神田うのが美容メンテナンスを「エチケット」と発言したり、中年世代の歌姫の「インスタグラム画像加工」が話題になることも。そんな中、ブリトニー・スピアーズは過剰なまでに「ありのまま」で、あらためて文化の違いを痛感させられる。 2019年には父親の健康問状態の悪化によりラスベガスでの連続公演をキャンセルしたブリトニー・スピアーズ。そんな彼女の「ありのままの姿」が赤裸々に公開されているインスタグラムは未だ人気が高く、世界中から注目を集めている。
(しんまる子)