新規参加の7つの文化財庭園

2020/2/28 21:45 Tak(タケ) Tak(タケ)

2020年から新たにぐるっとパス提示で入園できる庭園をご紹介します。これから寒さもやわらいできます。まずはどの庭園に行ってみましょうか。


向島百花園:東京都墨田区東向島三丁目
開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
入園料:150円

百花園は当時の一流文化人達の手で造られた、庶民的で、文人趣味豊かな庭として、小石川後楽園や六義園などの大名庭園とは異なった美しさをもっています。


小石川後楽園:東京都文京区後楽一丁目
開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
入園料:300円

江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷(後に上屋敷となる。)の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に 完成した庭園です。


旧芝離宮恩賜庭園:東京都港区海岸一丁目
開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
入園料:150円

小石川後楽園と共に、今東京に残る江戸初期の大名庭園の一つです。回遊式泉水庭園の特徴をよくあらわした庭園で、池を中心とした庭園の区画や石の配置は、非常に優れています。明暦(1655~1658年)の頃に海面を埋め立てた土地を、延宝6年(1678年)に老中・大久保忠朝が4代将軍家綱から拝領しました。


旧古河庭園:東京都北区西ヶ原一丁目
開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
入園料:150円

この庭園はもと明治の元勲・陸奥宗光の邸宅でしたが、次男が古河家の養子になったのち、古河家の所有となりました。現在の洋館と洋風庭園の設計者は、英国人ジョサイア・コンドル博士(1852~1920)です。日本庭園の作庭者は、京都の庭師・七代目植治こと小川治兵衛(1860~1933)の手によるものです。


六義園:東京都文京区本駒込六丁目
開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
入園料:300円

六義園は造園当時から小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられておりました。元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉より下屋敷として与えられた駒込の地に、柳澤吉保自ら設計、指揮し、平坦な武蔵野の一隅に池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を造り上げました。六義園は吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な日本庭園です。


清澄庭園:東京都江東区清澄二・三丁目
開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
入園料:150円

泉水、築山、枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」です。この造園手法は、江戸時代の大名庭園に用いられたものですが、明治時代の造園にも受けつがれ、清澄庭園によって近代的な完成をみたといわれています。


殿ヶ谷戸庭園:東京都国分寺市南町二丁目
開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)

武蔵野の自然の地形、すなわち段丘の崖にできた谷を巧みに利用した「回遊式林泉庭園」。崖の上の明るい芝生地と崖下の湧水池、樹林で雰囲気が一変する造園手法がみどころのひとつです。

庭園が9つになったことで、美術館や博物館や近くの文化施設と上手くセットにしてプランを立てることが可能となりました。

「ぐるっとパス」を活用する一番の利点は、普段進んで立ち寄らないような庭園や施設に入ってみようと思えることです。そこには必ず新しい発見や感動が待っています。



そうそう、庭園内にはポケモンたちも沢山いますよ!

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