自分の顔がはっきり写った写真…無許可でコンテストに?!題名にも驚愕「勝手に殺すな」
あなたは写真を撮る時、きちんと被写体に許可を取っていますか?
富士フイルムの肖像権問題。アマチュア写真展も無法地帯だと思う。何年か前にショッピングモールの一角で地元の風景コンテストがあって、張り出されていた写真の中に私がいた。桜の下で祖父の車いすを押す姿は画になったんだろうな。つけられていた題名は「最後の思い出」。
— 小さな博物館の学芸員 (@mu_curator) February 6, 2020
勝手に人のじいさん殺すな
まずは、問題となっているこちらの映像をご覧ください。
「目の前から歩いてきた人がいきなりカメラを構えて、至近距離で撮影してくる」
— はるぴーの♡ (@CzFiA7VPMViPUMg) February 5, 2020
怖すぎるやん。芸術とかは分からないけど、これはただの不審者・盗撮だし、この映像をOKした富士フィルムも…#fujifilm #富士フイルム pic.twitter.com/sZX9nwrv88
もし自分が街中で、いきなり知らない人にカメラを向けられて、いきなりシャッターを切られたら…この動画では明らかに避けられて嫌がられていますし、とにかくいい気分はしませんよね。
「怖すぎる」という投稿者さんの素直な言葉が、全てを物語っているように思います。
そして、このツイートへと繋がります。
盗撮の定義うんぬんではなくてだな。撮影の練習とかこの風景いいなと感じて撮ってくれるのは構わない。ただ、顔が鮮明にわかる写真を、勝手に変なタイトルでコンテストに出されたことが嫌なんだよ。
— 小さな博物館の学芸員 (@mu_curator) February 7, 2020
個人で楽しんでくれるなら全然いいよ。
人物の特定が出来てしまう写真を勝手にコンテストに応募するなんて、更に投稿者さんのお祖父様はご存命にも関わらずこんなタイトルをつけるなんて、失礼極まりない行為ですよね。いくら自分がその一瞬に芸術的価値を見出したとしても、相手が承諾していなければ作品とは呼べないでしょう。
それはつまり、ただの盗撮になってしまいます。
見知らぬ誰かの場合は勿論、家族や友人に対しても、一言声をかけるだけで撮影に思いやりが生まれます。
撮る側も撮られる側も気持ちの良い関係を築くことで、より素敵な写真を生み出していけるのではないでしょうか?