蛯原友里、浜崎あゆみ、安西ひろこ…コギャル世代の「新40代」が色っぽい(2/2)
40歳を記念したメモリアル写真集『YURI EBIHARA 2002-2019 THEDAYS』(小学館)とスタイル&フォトブック『YURI EBIHARA Here Iam』(集英社)を発売した蛯原は、「若くてかわいいOL」というイメージが強いタレント。
2000年代半ばには雑誌『CanCam』(小学館)が発信するエビちゃんOLというファッションがブームになったことも記憶に新しい。そんな彼女は「若くてかわいい女の子」という印象を保ったまま40歳に。結婚して母親になってもその顔立ちはお人形のようにラブリーで、双子の妹の蛯原英里までエイジレスな美女として注目を浴びている。
「遺伝子の勝利」とも言えそうな「双子ツーショット」には、「天然なかわいさ炸裂」というコメントも。仕事、家庭、子育てとすべて順調な印象もあり、マスコットキャラクターのような「とことんポジティブなイメージ」を積み重ねている。
『CanCam』で蛯原友里と双璧をなす人気モデルだった押切もえ(39)は、キラキラガーリーな蛯原と比べるとどことなくダークなイメージも。もともとは『Popteen』(角川春樹事務所)の読者モデルとして活躍していた彼女は、まさにコギャルのカリスマ的存在だった。
蛯原がナチュラルビューティーというイメージを持つのに対し、「努力で美しくなった」という印象のある押切は現在もSNSにトレーニング動画をアップするなど、美容にストイックな様子。1児の母となって今も、ほどよい筋肉のついたスリムボディを維持している。
昨今ではジュエリーブランドのプロデュースや小説の執筆など活動の場を広げており、華やかな私生活はよりパワフルに。同じくティーン雜誌モデル出身のほしのあき(42)との写真もSNSにアップされており、「2人とも若い」というコメントが集まっていた。
「モグラ女子」という言葉が誕生するはるか昔に、「女性にも人気があり、女性向けファッション雑誌で表紙を飾るグラビアアイドル」の先駆けとして活躍した安西ひろこも、今年40歳に。
「とにかく派手でギャルっぽい。でも、スタイルや顔立ちがバービー人形のようにきれいなので女性ウケ抜群」という属性のあった安西だが、インスタグラムを見る限り「ド派手でおしゃれ」なルックスは不変。すっぴんと思われる悩殺ビキニショットは「若くセクシーなお姉ちゃん」としか思えないプルプルのパーフェクトボディを見せつけている。昨今ではバラエティ番組で「恋愛経験が少ない」ことを嘆く発言をして、派手なルックスとピュアなキャラクターのギャップで再び注目を集めている。
「若くて派手なギャル」というイメージを保ったまま40歳を迎えたシンガーといえば、カリスマ的歌姫の浜崎あゆみ。今年行われたライブでは、ギンガムチェックのミニスカートでポンポンを持ちチアガール風のパフォーマンスを披露し変わらぬ若さが話題に。
「ヤンキー」というと10代の少年少女が思い浮かべがちだが、浜崎からは41歳の今も「ヤンキー美女」の風格が。ベルサーチのド派手な私服とサングラスというコーディネイトのスナップからはやんちゃな空気感がビンビンで、「まだまだ現役」の強烈なオーラに溢れている。
吉川ひなのといえば、天使のような美少女というイメージが強いモデル。そんな彼女は「花の冠」が似合う天使的なビジュアルのまま、2児の母に。ハワイ在住の彼女のインスタグラムには、ナチュラルで美しい近影をが多数アップされており「女神」「妖精」といった絶賛コメントが集まっている。
9頭身のドーリーなボディは少女時代と変わらず、ハワイの美しい景色の中でヨガをしている写真など「美ボディを保つ努力」すら絵になる近影には多数の「いいね」が寄せられている。
バブル世代でもゆとり世代でも、美しいと言われる芸能人は基本的に若く見えるもの。そんな中にあって「新40代タレント」の「無機質な派手さ」はある意味異色。2000年代に輝いたアニメキャラのようなキラキラ感は健在で、今後どのように年を重ねるのか興味深い面々でもある。
(しんまる子)