『めぎおぎ』知ってる?カボチャだけじゃない #瀬戸内国際芸術祭 の穴場!

2019/5/12 09:20 明菜 明菜

私は今、瀬戸内国際芸術祭2019に来ています!ゴールデンウィークは明けましたが、香川県・高松と周辺の島々は土日は多くの人で賑わっています。


▲瀬戸内海に浮かぶ女木島の海辺

瀬戸内海の島々で3年に1度行われるアートの祭典。今年は天候も良いので、島内の散歩もフェリーでの移動もとっても気持ち良いですよ!

「瀬戸芸と言えば直島!やっぱり草間彌生の赤かぼちゃは見逃せないよね〜。」
という人も多いかもしれませんが、混雑を避けるならちょっとマイナーな島がおすすめ。


▲【直島】草間彌生《赤かぼちゃ》

高松港からフェリーでたった20分の『女木島』、そこから20分の『男木島』は快適に島アートめぐりができました!この2つの島はセットで『めぎおぎ』と呼ばれています。

まず、女木島で一番おすすめなのは『女木島名画座』です。倉庫のような建物の中に入ると、そこはマンハッタンのシアター!


▲【女木島】依田洋一朗《ISLAND THEATER MEGI》

島ののどかな景色から一転して古き良き時代のニューヨークに連れて行かれるタイムトラベル。土地や文化を超えてリラックスできる憩いの場ができました。


▲【女木島】依田洋一朗《ISLAND THEATER MEGI》

中では短編の無声映画が上映されています。BGMのピアノの音色も素敵なので、何度でもリピートしたくなってしまう。ポスターは全て油絵なので、郷愁も漂います。


▲【女木島】禿鷹墳上《20世紀の回想》

ほか、外の展示も気持ちが良かったです。海と空を背景にしたアートは、遠目に見てもインスタ映えしますよね。


▲【男木島】村山悟郎《生成するウォールドローイング-日本家屋のために》

さて、男木島は古民家を改装したアートが多いので、雨でも快適にアートめぐりができました。ただし急斜面が多いので、濡れた地面でのスリップには気をつけてくださいね。


▲【男木島】栗真由美《記憶のボトル》

外は雨でも、古民家に作られたアート空間に入れば別世界!男木島の人々の記憶を瓶に入れてライトを灯したアートは、共同体の歴史と未来を表現しているようです。


▲【男木島】栗真由美《記憶のボトル》

男木島は猫が多い場所としても知られているのですが、私が赴いた日は雨だったのでみんな隠れていたみたい。晴れた日は猫を探すのも楽しいと思います!

『めぎおぎ』に行ったら、島ならではのオシャレグルメも!女木島では海岸沿いの『Megino』が昼食を取りました。1日20食限定のトマトピザには、女木島で採れた小麦粉が使われています。


▲【女木島】Meginoのピザ

生地はもちもちなのに、耳がカリッカリで美味しい!瑞々しい野菜もたっぷりなので、うどんが主食になりがちな香川グルメで偏った栄養を摂取できますね。

女木島ゲストハウス&カフェ Megino 公式ホームページ
http://megijima-megino.com

男木島なら『ダモンテ商会』が美味しかった!私が頼んだピザトーストには濃厚なモッツァレラチーズが載っていました。


▲【男木島】ダモンテ商会のピザトースト

男木島で採れたニンニクが効いたトマトソースが濃厚で美味しかったです。パンも中はモチモチ、外はパリパリ!

クロックムッシュを頼んでいるお客さんも多かったです。人気メニューなのかも。
私がピザばっかり食べてることは突っ込まないで…

ダモンテ商会 公式ホームページ
https://damonte.co



▲高松・女木島・男木島を結ぶフェリー「めおん2」

瀬戸内国際芸術祭2019は、春・夏・秋の3会期。女木島・男木島は特に会期中の訪問がおすすめです。直島よりちょっとマイナーな島で、瀬戸芸を楽しむ通な旅はいかがでしょうか?

瀬戸内国際芸術祭2019
【会期】
ふれあう春:2019年4月26日(金)〜5月26日(日)
あつまる夏:2019年7月19日(金)〜8月25日(日)
ひろがる秋:2019年9月28日(土)〜11月4日(月)

【会場】
直島 / 豊島 / 女木島 / 男木島 / 小豆島 / 大島 / 犬島 / 沙弥島[春のみ] / 本島[秋のみ] / 高見島[秋のみ] / 粟島[秋のみ] / 伊吹島[秋のみ] / 高松港周辺 / 宇野港周辺 / 広域・回遊

【公式ホームページ】
https://setouchi-artfest.jp