電車で女性2人が陰口で盛り上がっていると、足の不自由な人が入ってきて…→これだから人間は魅力的
ほとんどの人には、良いところと悪いところがあるものです。人をある一面だけで判断すると、こんな面もあったのかと感心したり、幻滅したりするものです。
Twitterでは、@kafka_kashiragiさんが投稿したこんなツイートが注目されています。
電車で隣りに座っていた女性2人がずっと陰口で盛り上がっていた。ところが、足の不自由な人が入ってくると、私よりも先に気づいて、たちまち自然に席をゆずり、そのまま陰口を続けた。陰湿さと善性の同居。これだから人間は魅力的。つくづく、ある一面だけを見て人を判断してはいけないなと思った。
— 頭木弘樹📕新刊『絶望名言』『絶望書店』『トラウマ文学館』『ミステリー・カット版 カラマーゾフの兄弟 (@kafka_kashiragi) 2019年3月13日
投稿者さんが電車に乗っているとき、隣に座っていた女性2人がずっと陰口で盛り上がっていたそうです。ところが、足の不自由な人が入ってくると、すぐに気づいて席を譲り、そのまま陰口を続けていたのだとか。陰湿さと善性の同居があるから人間は魅力的だとし、「つくづく、ある一面だけを見て人を判断してはいけないなと思った」と述べています。
この投稿を見たTwitterユーザーからは、こんな声があがっています。
・良くも悪くも周りの人間をよく見てる人たちなんだなと思いました。
・彼女の前では正義を気取ってる彼が、部活では気に入らない部員を殴りいじめる糞野郎とかね
・「陰口」なんて誰でも言うし言われてますので、結局は普通の日常会話みたいなものですよね。日常会話中に不自由な人が来たから自然に席をゆずったっていう感覚なのかと思いました。
・こういうのを上手に使い分けられる能力こそが、社会的な強者、成功者となるのに必須の能力なんじゃないかと思います。
・人として守るべきこととしてはいけないことを最低限知って行動するのが大切。
・一貫性を求めるあまり、自分の中のあらゆる二面性に、無意識のうちに悩んでいたのだと気付かされました。
・大股広げて場所を取ったり寝たふりして席を譲らない男性より、この女性たちが優しいことだけは確か。
・美しい歌を歌いながら銃で人を殺す。戦争での話。
・陰口に悪意があるとは限らないし、一人でいたら席を譲らないかもしれない。もっと複雑だと、私は思います。
・陰口とか悪口って人と仲良くなるのに一番手っ取り早いし何より楽しいので、 ぜんっぜん普通のことだと思ってました…私の中で陰口=性格悪い、にどうしてもつながらん…
・みんな良い心と悪い心両方持ってるんだね。
・空気が読める人ほど陰口が溜まっちゃいますよね
陰口を叩くことが陰湿なことだとは限りませんが、やはり他人からすると印象はよくないですよね。でも、そんな陰口を言いながらでもサッと良いことをしていると、そのギャップに驚いてしまうのも頷けます。ある一面だけを見て人を判断してはいけませんね。
(いまトピ編集部:ヤタロー)