【思わず手に取った!】2018年カッコいい展覧会のチラシ10選(2/2)

2019/1/19 20:35 KIN KIN

ここまで5つ紹介しましたが、皆さんが見た展覧会、チラシはありましたでしょうか?さて後半戦はこの展覧会チラシから。



ビーマイベイビー 信藤三雄レトロスペクティブ
https://www.setabun.or.jp/exhibition/past.html
世田谷文学館
7/14-9/17

「ビーマイベイビー」展は一見目立たないモノクロデザインなのですが、女優さんを使うことで目を惹くようにしている感じです。




内藤 礼―明るい地上には あなたの姿が見える
http://www.arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=501
水戸芸術館 現代美術ギャラリー
7/28-10/8

「内藤 礼」展はこのデザインを見るだけではどんな展覧会なのかが想像も付かないのに、でも、内藤礼さんの作品感をうまく伝えているデザインだと思います。




芳年-激動の時代を生きた鬼才浮世絵師
https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=201805131526201032
練馬区立美術館
2018/8/5-9/24

「芳年」展は迫力もあり、目も惹く、でもごちゃごちゃしていない素晴らしいデザイン。あと作品のトリミングも素晴らしい!




SHIMURAbros 「Seeing Is Believing 見ることは信じること」
https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/archive/detail_201810.html
POLA MUSEUM ANNEX
2018/10/5-11/4

「Seeing Is Believing 見ることは信じること」展、これは実際に見ないと判らないかもしれません。レッドシルバーの表面と真ん中の穴。この穴が裏に描かれている地図とリンクしているという展覧会タイトル通りのデザイン。




百の手すさび 近代の茶杓と数寄者往来
http://www.miho.or.jp/exhibition/2018chashaku/
MIHO MUSEUM
2018/10/20-12/2

「百の手すさび」展、黒字に茶杓が浮かんでいるだけなのですが、一目見てハッとさせられるような茶杓の存在感。写真の力も大きいですね。


と言う具合に10本選びましたが、あくまでも見た目で、私の好みで、選びました。比較的シンプルなデザインのものが多いのは完全に好みですね。他にもギリギリまで10本に入れるかどうか悩んだチラシも沢山あります。一番上に載せた一次予選60枚には皆さんの好きなチラシデザインもあったでしょうか?


また、今年の展覧会ですでに2つほど気になるチラシデザインがあります。似たような感じのデザインですね。同じ人がデザインに関わっているかもしれないですね。




クマのぷーさん展
https://wp2019.jp/
Bunkamura ザ・ミュージアム
2019/2/9-4/14



ムーミン展 THE ART AND THE STORY
https://moomin-art.jp/
森アーツセンターギャラリー
2019/4/9-6/16


デザインをしていくには色々な要素があると思いますので実際にデザインとして良いか悪いかと言うのはまた別の問題もあると思います。単体で見てシンプルでカッコいいデザインがチラシ置き場では埋もれてしまったり、どれだけかっこ良くても展覧会の雰囲気と違ったり、一概には言えないところも多いですよね。

ただ、まずは展覧会に興味を引くための第一歩がチラシやポスターだと思います。美術ファンとしては、チラシを見て展覧会に興味を持ってくれる人が増えると嬉しいです。やはりデザインて大事ですよね。今年も面白い展覧会がたくさんありますのでまたチラシにも注目したいと思います。
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