妊婦がかかると流産や死産につながる「リンゴ病」が流行中!初期症状は…?
「リンゴ病」をご存じでしょうか?
何となく可愛らしい病名ですが、両頬がリンゴのような色になる伝染性紅斑で、正式には「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)」という名前です。原因は、ヒトパルボウイルスB19というウイルスとのこと。
Twitterでは、毎日新聞が投稿したこんなニュースが注目されています。
リンゴ病が首都圏で流行中 妊婦は要注意 https://t.co/et9OeXUwyS
— 毎日新聞 (@mainichi) 2019年1月4日
記事によれば、リンゴ病が首都圏や東北を中心に流行しているそうです。リンゴ病は主に子どもがかかり自然によくなることが多いものの、妊婦が感染すると胎児に悪影響を及ぼし、流産や死産につながる恐れもあるため注意が必要だそうです。
症状は、発熱やせき、くしゃみなど風邪に似ていて、くしゃみのしぶきや手や物の接触を介して広がりますが、主症状である紅斑が出た後はほぼ感染しなくなるとのこと。
この投稿を見たTwitterユーザーからは、こんな声があがっています。
・小学生に、なりました☆痛くもかゆくもなかったから、ラッキーな休みな記憶が
・果物のリンゴの病気かと思ったら人間の病気なのか
・小さいとき、りんご病だったことあるなぁ
・妊婦さんでなくても、大人がりんご病になると大変なこともあります。
・ここ最近、昔に流行したような病気が蔓延しすぎじゃない?
・奇妙な伝染病が、日本を襲う・・・
・小学校の時これのせいで隔離され遠足もいけなかったな…
・ウイルスを撒き散らさないように咳が出る人がマスク着用して下さい。
記事によれば、妊婦について、母親から胎児への感染が69例報告され、うち流産が35人、死産14人、中絶3人で、感染者の約半数は自覚症状がなかったそうです。
「紅斑が出た後は、ほぼ感染しなくなる」とのことですが、感染しやすいときの症状が風邪に似ているそうなので、掛かってもリンゴ病とは気づきにくく、予防が難しそうです。
妊婦さんが掛かってしまったら大変なことになってしまう可能性があるので、リンゴ病が流行している今は可能な限り人ごみに出掛けないことが重要かもしれません。
どうしても出かけなければならない場合は、マスクの着用が必須ですね。
(いまトピ編集部:ヤタロー)