今年の干支、レアすぎて全然見つからない!家畜化したアレが都会に出没?【ファンシー絵みやげ】

2019/1/4 12:00 山下メロ 山下メロ

■ 2019年はイノシシ年です!

新年あけましておめでとうございます。今年の干支はイノシシですので、元日より年賀状や各種メディアでイノシシを見かけますね。昨年はペットとしても馴染み深いイヌでしたので、西郷どんの関連も含めいくつも犬のファンシー絵みやげなどを紹介させていただきました。



1980年代から1990年代に観光地にあふれていた「ファンシー絵みやげ」と呼ばれる雑貨たちは、人物や動物をキャラクター化して商品展開していたのですが、その中には「プロフィールもの」と言うべき「自分の属性や所属」を表現する商品がありました。



これがプロフィール系です。右上が名前を探すネームものの商品。左上は血液型、左下は誕生星座、右下は部活モノ。それぞれ自分の属性や所属を示しつつ、そこには人物や動物のデフォルメされたイラストが添えられています。

しかし圧倒的に見つからないのが「自分の干支を示す商品」なのです。たとえば以下のようなキーホルダーが神社などで売られています。



はい。ホログラムという当時子供を夢中にさせた最新の印刷技術が用いられていますが、あくまで子供向けというよりも、その神秘性を明示するために使われているだけであり、あくまでイラストはリアルなのです。



確かに子供向けで干支というのはあまり意味がありません。なぜなら修学旅行で購入しても、遅生まれか早生まれの違いだけなので結局みんな同じだからです。学校の教室を中心に生活していると、その中で年齢や干支は示す必要のない属性というわけです。それどころか筆者は早生まれだったので、人数としてはマイノリティかつ年下という劣等感を感じるのが干支の存在でした。

たとえば「お前イノシシどしじゃん!」とか「イヌどしの人だけ〇〇~」みたいなカテゴライズをされることなどがありましたね。

しかし、そんな干支をファンシーに昇華させた大変珍しい商品が長野県渋温泉で見つかっています。それがこちら。



その名も「ほるだぁ~!DOKKINお守り」です。どの順番で読むのが正しいのかいまいちわかりません。こちらは絵のクオリティが非常に高いのでさっそく見てみましょう。



これはDOKKINですネ~。左右が近いゴマ目を極限まで下に配置するという「ファンシー絵みやげ」の常套手段が、まさかイノシシで使えるとは思いませんでした。ちなみに他にもう1つデフォルメしたイノシシが見つかっていますのでご覧ください。



こちらは岡山県や兵庫県などで確認されています。ファンシーさは劣るものの、擬人化という点においては圧倒的です。なんたってベルトつきの短パンを履いて直立して、当時流行したウォークマンを聴いていますから。

山など自然の多い場所でキャラクターになるのはクマ、キツネ、ウサギ、リスがほとんどで、まれにタヌキやフクロウなどでしょうか。イノシシとシカはデフォルメのしづらさかまず見かけません。

ただしシカは奈良県・奈良公園や広島県・安芸の宮島、茨城県・鹿島神宮など観光資源となっている場所ではキャラクター化されていますので、いよいよ観光資源にもなっていないイノシシは本当に見つからないのです。しかしイノシシを家畜化した動物は、なぜか都会で見つかります。それがこちら。



はい、ブタさんです。なぜか牧場のある高原などではなく東京都・原宿。当時の原宿は観光地でファンシー絵みやげを売る土産店もありました。このブタは鳥山明『Dr.スランプ』に登場するブータレブーにそっくりですね。他にもサンリオのザシキブタなど、ファンシーショップでもブタのキャラクターは人気でした。

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