トラウマ級!?まるでホラー映画…西洋のナマハゲがケタ違いの恐怖【ファンシー絵みやげ】(1/2)
■ 西洋にもナマハゲがあった!?
先日、日本の「来訪神:仮面・仮装の神々」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。秋田県男鹿市のナハマゲや沖縄県宮古島市のパーントゥなど10件がまとめて登録されたのですが、同じような来訪神行事が海外にもあることをご存知でしょうか。それがこちら、ドイツやオーストリアなどのクランプスです。
クランプスは夢魔のような生物で、クリスマスシーズンに聖ニコラウスに同行して悪い子に罰を与えるという行事。実施される時期、恐ろしい面などで仮装すること、子供に対して諭すことなど、非常にナマハゲとの共通点が多いのです。しかしナマハゲに比べると、かなりリアルな造形で非常に恐ろしいです。
秋田県の「男鹿のナマハゲ」がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まり注目を集める中、オーストリアでは、ナマハゲそっくりの怪物の仮装をした人々が集う催しが開かれましたhttps://t.co/OuTjpCARj8#nhk_news #nhk_video #なまはげ #クランプス pic.twitter.com/rJHUg5nBUr
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年12月2日
地域により色々なケースがありますが、多くは毛皮を身にまとい、山羊や羊の角を生やし、カウベルをぶら下げています。鞭などの武器を持ち、悪い子だけでなく大人も容赦なく襲うのです。泣かせるだけでなく、物理的に接触して厄落としなどの効果をもたらすというところは宮古島のパーントゥにも通じるところがあるのかもしれません。
The Hike of the Krampus of Three Lands というのか
— プロレス手芸部 sumi ???? (@puroresushugei) 2018年12月6日
ちょうかっこいいな pic.twitter.com/AwCPd9PmOb
右上なんかはすごい移動手段ですね。人力車みたいなものでしょうか。ここら辺のアクティブさや、お面などの造形は自由なので恐ろしさを競い合って進化しているところなどは、日本の伝統行事とは少し違う発展をみせています。
????????ドイツ ????????オーストリア、西洋版“なまはげ”『#クランプス(鬼)の儀式????』11月下旬~1月初旬 聖ニコラウスのお供だったというクランプスの群れが街を練り歩き、悪霊払いをします。https://t.co/d9YkGaam5m pic.twitter.com/h9tiprePPv
— ヨーロッパ旅行✈情報部 (@euro_tour) 2016年10月30日
現在は日本でもこの行事が行われております。東京都板橋区の志村坂上駅の近くで毎年パレードが行われていますので、気になった方は是非来年参加してみてください。そしていつかは本国で体験しましょう!
パレード、盛り上がってました!
— いたばしTIMES (@itabashi_times) 2018年12月2日
ギャーギャー泣く子、じっと耐えてる子、「何歳ですか?」と聞きまくる子、様々。笑
クランプスに足元を払ってもらうと厄が払われるそうです。
(しのりのつぶやき) pic.twitter.com/INagrtdagF