どうすればいい?美人な友達との容姿の格差がしんどい。
いかがお過ごしでしょうか。
冬でも電車に乗ればすぐに汗をかくタイプのデブです。小林です。
本日もお便りいただいております!
ペンネーム「とろけるチーズ」さん
私の友達が細くてお人形さんみたいに可愛いんです。
比べて私は豚のような体型です。
痩せてる友達はとっっても性格が良くて、一緒にいるととても楽しいのですが、私が彼女の横に並ぶと、ビジュアルの格差をふとした時に感じ、死にたくなります。
周りの目などが気になってしまい、その子といることがしんどくなるときがあります。
友達はなにも悪くないのに、私の体型のせいで関係が壊れてしまいそうでつらいです。
どうしたらいいでしょうか。
私がその友達のようにお人形のような女だったら「頑張りなさいよ!!」と言えるとこですが、私も豚のような体型なのでそっと「ブヒ…(つらかったね)」と豚足を握ることしかできません。
美しい人と隣に並ぶと、比較してしまうぶん自分のコンプレックスが浮き彫りになってしまいますよね。
1人でいたり、おデブ仲間と一緒にいればカモフラージュできるんですが、美女が隣に来た途端答え合わせみたいに自分の悪いところが出るわ出るわ。
この体型が間違いだと思っているのは、他でもない自分でしかないんですけど、その自分の価値観が全国共通だと思えてしまう呪い。
デブコンプレックスあるある。
自分に持っていないものを持っている人は、魅力的に感じます。
そして、その存在が近くなればなるほど嫉妬や劣等感に変わってしまうのはよくあることではないでしょうか。
大好きな友達なのに自分のせいで大嫌いになりそうな時、一体どうすればいいでしょうか。
やっぱり、その原因を解決するほかないんですよね。
その原因というのは、容姿の格差。
その差を埋めるにはダイエットをするなど容姿の改善が必須となってきます。
そして、今感じているそのしんどさは、友情関係がきっかけだっただけで本当はずっと昔から潜在的に持っていたのではないでしょうか。
そのしんどさ、コンプレックスが今自分の心に追いついてしまったから外に追い出そうと葛藤してしまうんだと思います。
友達でいられなくなりそうなほどしんどいから、離れたい。
この葛藤する気持ちのつらさは私もよく分かりますが、仮にそれで離れたとしてコンプレックスからは解放されません。
むしろ、地獄のような自己否定の日々が始まるとしか思えないです。
「友達でい続けるために努力する」
本来、友情に努力はいらないはずですが、そうしなければいけないほどギリギリなんですよ!
今ここで打開策を打っておかなきゃ死んでしまう!!心が!!!
素直にそのお友達に相談するのも一つの手ではないでしょうか。
仮にここがパラレルワールドだとして、お友達から「とろけるチーズちゃんみたいになりたい。自分のコンプレックスを無くすために努力して、これからも仲良くしたい。」と言われたらどう思いますか?
愛しさ大爆発でしょ!!!
やれることは全部協力してあげたいと思うし、自分と仲良くしたいって思ってくれる人をぞんざいに扱う人なんていません。
(たまにいるけど、その人は前世がヤドカリだったから友達の作り方とか知らない人。)
そして私自身、劣等感が常に付きまとう人生を送っているので、むしろ人生という劣等感を生きているようなものなので本当にその気持ちが分かるんですよね。
しんどいよね。
妬みもひどいし…むくみもひどい…。
でも、その時にある方が
「なりたいと思った人を妬むんじゃなくて、参考にするのよ」
と言ってくれたんです。
お友達との格差に嘆くんじゃなくて、どこが違うのか、どういうメイクをしているのか、立ち振る舞いまですべて参考にすることで何か気が付くこともあるはずです。
「真似する」んじゃなくて「参考にする」というのが難しいところですが、
この色分けを間違えないように行動していけば、道が開けてくるかもしれません。
そして、世の中には数値化されない魅力があるということを忘れないでください。
美しさだけが華ではないんですよ。
例えば、テレビ番組で一般人の大変身企画あるじゃないですか。
私あれまじでダサくて寒いし全然好きじゃないんですよね。
それでもやっぱり一般の方が変身して初めて鏡を見た時のリアクションを見ると何も言えなくなります。
どんなに私が「ちょっと唇がヌルヌルになっただけじゃねぇか!」とか「服ダサいやないか!」とか思ったとしても、鏡を見て「わぁ~!!」と嬉しそうにする人には勝てないんです。
内側から星を飛ばして喜ぶ人と、ただのヤジ飛ばしじゃ、どんなに後者が美しくても前者の方が魅力的なのは一目瞭然です。
これが数値化されない魅力だと私は思います。
”常に嬉しそうで、幸せそう。”
こういう気持ちを持つことが重要ではないでしょうか。
【結論】
華は、あなたにしか咲かせられない
容姿の格差に関しては、努力して埋めることはできると思います。
でも、格差を埋めるための努力をこじらせると、劣等感が競争心に変わってしまう可能性もあります。
本来、容姿は競争するものではありません。
そうならないために、ダイエットや容姿を磨きつつ自分の内なる数値化されない魅力を見つけて、華を咲かせてみてください。
その時、きっと今よりもっとお友達と仲良くなれて、今よりもっと大好きになるはずです。
お友達も、そして自分のことも!
さて、今日はここまでです。
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どうぞよろしくお願いいたします。
(小林潤奈)