イジメにあった孫に「おばあちゃんが掛けたひと言」に感動…「心打たれた」「本当に素敵」

2018/9/15 13:51 いまトピ編集部 いまトピ編集部


いじめられた子どもは、不登校になったり、友だちを一緒にいることなく1人で行動するようになったりします。これを「試練から逃げている」弱い人間だと、劣等感を感じる人がいるかもしれません。

とくに昭和の教育環境で育った人は、辛い環境から逃げたり諦めたりする人に対して「ガマンが足りない」「諦めが早い」などと考えがちです。

でも、Twitterにノダショー(ROOMIE/DON'CRY編集長) (@nodasyo03)さんが投稿したツイートをご覧下さい。



おもわず唸ってしまうくらい納得できる例えですね。多くの人は極寒の北極よりも南国の楽園ハワイに住みたいと思うはず。でも寒いところが好きな白クマは、ハワイよりも北極のほうが快適に暮らせるんですよね。





この言葉は、梨木香歩さんの小節「西の魔女が死んだ」に登場する”おばあちゃん”が言ったフレーズだそうです。

これを読んだ人からも、この”おばあちゃん”の言葉に心打たれた人が多いようで、さまざまなツイートが投稿されていました。




そうなんですよね。逃げる、避ける、諦めることが、負け、弱いわけではありませんし、それを恥じる必要もありません。ハワイより北極を選ぶ白クマのように、それも生き方のひとつだと考えれば自ずと生きやすくなることでしょう。

また、こんなアドバイスもありましたので、子ども、大人問わずいじめにあった経験のある人は是非とも参考にしてください。



実際にいじめられている人のなかには、人との関わりを避けたりする行為をしている人も多いことでしょう。そして、そのことを後ろめたく思っている人がいるかもしれませんが、この”おばあちゃん”が例えるように、「人それぞれ快適な環境は違うんだ」と思えば、苦しさや悲しさが少しは和らぐかもしれません。

一連のツイートの中には、「梨木香歩さんの書かれるおばあちゃんは、どなたも本当に素敵」という声もありましたので、私も梨木香歩さんの小節をじっくり読んでみようと思います。

(いまトピ編集部:ヤタロー)