奇才!!! フランク・ゲーリーの建築が見たくって、フォンダシオン・ルイ・ヴィトンに行ってきた!!

2018/7/3 19:30 Ai Ai

パリの西、ブローニュの森に、突如として現れた、大きな船のような不思議な建物。



”フォンダシオン・ルイ・ヴィトン”である。

http://www.fondationlouisvuitton.fr/ja.html

ルイ・ヴィトンのCEOである、ベルナール・アルノー氏。

彼は、フランスおよび世界に対して、現代芸術を広め、推進していくことを提唱した。そこで、感動を与える大胆なデザインへの思いを馳せながら、フランク・ゲーリーに、21世紀を象徴する建物の実現を委ねたのだった。

フランク・ゲーリーは、建築界の奇才である。

建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞、高松宮殿下記念世界文化賞を含む、高い評価を受ける作品を数多く発表している。

ゲーリーの展示は2年程前に、21_21 DESIGN SIGHTにて、開催された。



私はその展示を見て、彼の斬新な発想と、ユニークな形の建築物に、終始驚いていた。http://www.2121designsight.jp/program/frank_gehry/

彼の代表的な作品をご紹介。

ビルバオ・グッゲンハイム美術館



公式HP https://www.guggenheim-bilbao.eus/ja/useful-information/hours-and-admission/

ウォルト・ディズニーコンサートホール



公式HP https://www.laphil.com

などである。どの作品を見ても、彼の勇気を持って闘う「アイデアの力」を感じることができる。

今回の“フォンダシオン・ルイ・ヴィトン”においては、ガラスの透明感が創出する軽さ、そして驚きがところどころに散りばめられた、散歩の魅力を取り入れた空間が創り上げられていた。

地下一階から地上四階まで、現代アートを鑑賞するだけでなく、講演会や、コンサートを行える場所、レストラン、ショップも併設されている。
そして屋上の屋外テラスからは、パリの街並みを一望できる。



早速、館内に足を運んでみよう!エントランスからして、カッコ良い!!



ルイ・ヴィトンのロゴマークのLVが、白い壁の上でキラリと光る。



黒いスーツに、赤いネクタイをしたスタッフにエスコートされながら、入り口を通過する。

巨大なバラが出現!!これも、現代アートの一つ。



二階から見ると、こんな感じ。



この時期は、現代アートの中国人作家の作品が展示されていた。

カラフルで巨大な観音様



動物の毛皮で作られた、何とも不気味で大きな人形。





カラフルな屋根の隙間からは、エッフェル塔も見える。



そろそろ、喉が渇いてきた頃。
鑑賞の途中、コーヒーブレイクといきますか!

エッフェル塔のイラストが施された、可愛い紙コップ。



フロアにも、興味深いアートが展示されている。



館内の作品の世界に浸りきった後は、外の水と緑と青空が見えるスペースで、思いっきり深呼吸をしよう!!



一階の屋外の通路を歩き



この黄色い柱を抜けると、青空と爽やかな風と、緑と水のコラボレーション。 ここで、作品の感想を語り合うのも良い思い出になりそう。



ゲーリーの“アイデア”を堪能できる空間。

ぜひとも、足を運んで頂きたいパリの見どころの一つだ。