またしても混浴…大谷翔平の母校がある花巻市と「ファンシー絵みやげ」(3/3)
■ 花巻と宮沢賢治
岩手県・新花巻駅ちかく、雨ニモマケズの書かれた宮沢賢治記念館への階段を朗読&感涙で走り登り山猫軒に辿りついた私。他に童話村、花巻市立博物館、イーハトーブ館など関連施設を調査しました! #ファみ活 pic.twitter.com/mYQGkI116v
— 山下メロ(ファンシー絵みやげ大百科) (@inchorin) 2018年4月15日
花巻といえば宮沢賢治の故郷としても有名ですね。そのため、新花巻駅の周辺には関連施設など、複数の施設を見て回れるようになっています。
宮沢賢治のファンシー絵みやげ……あるのでしょうか??
現地では保護できませんでしたが、手持ちの中から見て行きましょう。
↑KENJI……あまり宮沢賢治にローマ字のイメージがないので意外である。イーハトーヴ=「IHATOV」も岩手の地名が入っているのとほとんど同義である。
↑銀河鉄道としか言ってないパターン。絵も若干リアルタッチで、ファンシー絵みやげではない。
そういえば、Twitterで宮沢賢治のファンシー絵みやげ情報が寄せられてことがあります。こちらは実際に私も現地で見つけました。
@inchorin 先日、花巻でゲットしました。絵というか革工芸なんですが????他の作品のキーホルダーも可愛かったです???? pic.twitter.com/7GhE5oE4gW
— ふみえっぐ (@23egg) 2017年8月19日
やはり、宮沢賢治の世界をファンシー絵みやげと結びつけてしまった商品が存在するのですね。
では、最後にこちらをご覧ください
KENJI WORLD!? SINCE 1995!?
銀河鉄道が描かれていることから、「KENJI」=「宮沢賢治」の関連商品と想像されます。
なにごとかと思って調べてみますと、かつて岩手県・雫石にあった「けんじワールド」という施設のようです。 「WATER WORLD」の文字も見えますね。
一応宮沢賢治をイメージしたウォーター施設だったようですが、そもそも、なぜ宮沢賢治でウォーターワールドなのか……
そしてなぜ、ひらがなで「けんじ」にしたのか。
まったく宮沢賢治の世界観が想起できない……NGでも出たのでしょうか。
「けんじワールド」では何の施設か想像すらできませんね。
最終的には宮沢賢治の世界観とは遠い所にいった挙句閉園したようです。
逆に気になりますね。
では、また次回。
(文と写真:山下メロ“院長”)
■ 保護のお願い
私は全国の観光地で保護活動を行っていますが、現地から消滅したファンシー絵みやげについては、皆様の家に残されたものが頼りです。もしご実家などの学習机の引き出しの中に眠っているものなどが見つかりましたら、是非ともご一報ください。ハッシュタグ #ファンシー絵みやげ での報告も待ってます。
《番組出演のお知らせ》
2か月連続の放送で話題になった DOMMUNE でのファンシー絵みやげ特番、なんと3か月連続やります。当日渋谷のスタジオで観覧もできますので是非現場でご確認ください!
別冊ファンシー絵みやげ大百科 第3版
4月25日(水) 19:00~21:00 O.A.
出演:山下メロ(著者)、ヘッチャリンコ、宇川直宏(天の声)
《番組出演のお知らせ》
ラジオ関西『金原みわの珍人類白書』にファンシー絵みやげ研究家として出演しました。
放送はラジオクラウドのアプリにて無料で聴くことができます。
ラジオクラウド
ラジオ関西の中から「金原みわの珍人類白書」を探してください
《番組出演のお知らせ》
テレビ埼玉『マチコミ』に出演予定です。
16:30~18:00 (16:30~17:00 tvk、千葉テレビでも放映)
《トークイベントのお知らせ》
5月18日(金)
下北沢B&Bにて、ちくま文庫から『無限の本棚 増殖版』を出版されたとみさわ昭仁さんと出版記念のトークイベントを行います。詳細およびご予約は以下のサイトをご覧ください。
日本列島蒐集計画
《記事掲載のお知らせ》
都築響一さんのメールマガジン「ROADSIDERS' weekly」に、私の記事が掲載されています。
ROADSIDERS' weekly 2018年03月14日 配信号 帰ってきたファンシー絵みやげ(写真・文:イチゴドロボウ)
《書籍発売のお知らせ》
ファンシー絵みやげ初のガイドブック『ファンシー絵みやげ大百科 忘れられたバブル時代の観光地みやげ』(山下メロ・著/イースト・プレス刊)を全国の書店で発売しています。
『ファンシー絵みやげ大百科 忘れられたバブル時代の観光地みやげ』(山下メロ・著)
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