台湾にファンシー!?…「ファンシー絵みやげ」で振り返るイラストレーション(1/3)

2017/12/29 12:00 山下メロ 山下メロ


お久しぶりです。平成元年あたりのカルチャーを発掘調査している山下メロと申します。80年代とも90年代とも違うその時代を、平成レトロとして愛好しております。



当連載では、80年代から平成初期に流行した「ファンシー絵みやげ」から、当時の流行を紹介していきたいと思います。「ファンシー絵みやげ」とは80年代からバブル経済期~崩壊を挟んで90年代まで、日本の観光地で若者向けに売られていた、かわいいイラストが印刷された雑貨みやげのことです。



「ファンシー絵みやげ」については連載第一回をご覧ください。

■ 台湾からの報告

先日 Twitter で「ファンシー絵みやげ」のワードでエゴサ―チをしたところ、以下のようなツイートを見つけました。



なるほど、確かにファンシー絵みやげのようなイラストですね。こちらは台湾にある「駐車禁止」を意味する看板のようなのですが、実はすでに過去にも報告を受けていました。



これは1年前の2016年10月に、友人が現地からツイートしていたものです。ですが、私はこの時点で以下のように引用リツイートしており、すでにこの看板の報告を受けたことがあったようです。



最初に報告を受けたツイートは確認できませんでしたがタイムラインでは以下のようなツイートもありました。



「請勿停車」が「駐車禁止」の意味で、下には「ご協力に感謝します」といった意味の文章が続いている。さらにこの1年後にこんなツイートもありました。



台湾に行ったら請勿停車をチェックしなくてはいけませんね。

そして私は2016年の報告を受ける前の2016年6月に、伊豆でとある出会いをしています。

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