【TVに出ない美女図鑑】原宿のカリスマ「ジョニオ」の娘は超絶美少女高橋らら
昨今「TVに出ない美人モデル」がめっきり少なくなった。かつては「基本的にはTV番組に出ない」ファッションモデルを数多く抱えていたモデルプロダクションも、「モデル+グラビアアイドル」の「モグラ女子」を世に送り出す時代になってきた。(下写真は高橋らら)
10年近く前までショーモデルが多く所属していた大手モデルエージェンシー、『エリート・モデル・マネジメント』の日本エージェンシー『ネイムマネジメント』ですら、馬場ふみかが売れっ子になったことにより「モグラ」や「タレント」も育成している。
スタイルが良くセクシーで愛嬌もある「モグラ」は言うまでもなく魅力的な存在だが、ビジュアル以外は神秘のヴェールで包まれていた「ファッション業界専門モデル」が少なくなるのは寂しいものだ。(下写真は高橋らら)
今でも「パリコレに出るようなショーモデル」を中心にマネージメントしている事務所も存在する。しかしそんな中ですら「比較的日本人受けする顔立ちの女の子」はTV業界の粉がかかっている事がままある。
いわゆる「ミスユニバース顔」といった、欧米受けする「超高身長でスタイル抜群の個性派アジア顔」のショーモデルは例外とすると、「万人受けするかわいさだけどTVに出ていない美少女」は本当に希少だ。そんな「絶滅危惧種的美少女」でありながら、ハイファッション誌で「2017年のイットガール」とも言われるモデルが、高橋らら15歳だ。
高橋ららは2002年2月26日生まれで東京都出身。父はファッションブランドアンダーカバーのデザイナー高橋盾、母は元モデルの森下璃子。父親は「ジョニオ」の愛称で知られる裏原宿のカリスマ的デザイナーだ。 母親もまた、正統派美女にも関わらずタレント志向はないように見えるタイプで、ファッション雑誌を中心に活躍した人気モデル(下写真の左)。「知る人ぞ知るファッション業界のカリスマ」を両親に持つ高橋ららは、サラブレット的存在だ。
デビューして間もないモデルだが、すでにWEBマガジン『ハニカム』による『CHANEL』のスペシャルムービーにも出演しており、漫画家の内田春菊の娘の女優・紅甘、俳優の清水尋也と共演している。
「いま、東京で感じるファッションのムードって何だろう?」お答えすべく、ハニカムが、CHANELスペシャルムービーを制作。若き男女3人の私服にシャネルのアイテムも難なくマッチ。動画のフルver.はリンクから!https://t.co/t4hcSK8koK#at_Tokyo
— honeyee.com|ハニカム (@honeyee_com) 2017年6月13日
所属事務所は『Donna Models』。数少なくなった「タレント色のないファッションモデル」向けの事務所だ。外国人モデルが多く所属しており、『ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)』の ファッションショーでパリコレデビューを果たし話題の江原美希も所属している。(下写真は江原美希)
江原は過去に「日本で一番可愛い13歳~17歳の女の子を決めるコンテスト」と呼ばれる「ミス・ティーン・ジャパン」に出場し、最終選考で受賞を逃している。あらためて「日本国内のメディアで受ける可愛さの基準」と、「欧米やファッション業界の美の基準」の差を感じるエピソードだ。
いっぽう、高橋ららは164cmとモデルにしては小柄だが「ファッション業界の玄人受け」する個性と、「日本人受けする」端正さを併せ持っている。
モード系のメイクをした写真が多い高橋ららだが、15歳の高校生らしい茶目っ気のあるプライベート写真も投稿しており、これからさらに同世代の女性ファンも増えそうだ。
ガーリーなヘアメイクをすると、妖精のようにキュートで男性受けも良さそうな美少女ぶり。
いっぽう、キリッとした表情になると目力が強くイケメンな雰囲気に…。
『Dior』のパーティーに出席した際の写真では、15歳とは思えない堂々とした佇まいを見せている。
小柄ではあるが、母親譲りの小顔で見事なモデル体型だ。
ファッション雑誌が次々と廃刊になる時代を経て、余程の売れっ子出ない限り、タレント活動をせず「職人としてのファッションモデル」として生活していくのは厳しい世の中だ。モデルがミステリアスであり続けるのは簡単ではないが、「ファッション業界のカリスマ」を両親に持つ高橋ららなら、再び「ヴィジュアルだけで勝負するモデル」が憧れの対象になる時代を作ってくれるのではないか? と期待を寄せてしまう。
(星野小春)