昔の恋人が店名の秘密!?ちょっとだけ刺激の欲しいアナタにおすすめの喫茶店(2/2)
窓が大きく明るい店内。
常連さんはカウンターに座ってママさんとお話するのが日常みたい。入れ替わりで次々とお客さんがカウンターに座って楽しそうにお話されていきます。
お客さんにいただいというお花がいい香り。季節のジュース(4月に訪問)はイチゴでした。
何やら気になるボトルを発見。なんとこれ、スピーカー!イギリス製で、その筋ではすごく貴重なものなんだそう。時々こうやって面白いモノに出会うのも喫茶店の魅力のひとつ。
※後で調べたところ、「ジョーダン・ワッツ社」の「FLAGON(フラゴン)」という名前のスピーカーでマニア垂涎の大変貴重なモノでした。必見です。
「SK」ってどういう意味なんですか?と伺うと、「主人と主人の恋人のイニシャル」とママさん。
きょとんとしていると常連さんが、「そうだよ。ここのご主人とご主人の恋人だった人のイニシャル。「Sげとし」とたしか「Kヨ」だったかな」「そうそうたしか」とあっけらかんとおっしゃるママさん。もしかして、冗談?
この水の流れる入口に惹かれて近づいたのですが、よく見ると「S」と「K」が仲良くつながってるデザイン。。大丈夫かしら(!)
次はマスターにもお話を伺ってみたいですね。
レモン糖度 88
TeaRoom SK 徳島県徳島市寺島本町東2丁目32
次回もお楽しみに。
(文と写真:レモン糖の日々)
《関連コラム》
・【とってお喫茶】魅惑のペアクリームソーダ(連載 第一回)
・【とってお喫茶】喫茶店のマッチ(連載 第二回)
・【とってお喫茶】外観のかわいい喫茶店(連載 第三回)
・【とってお喫茶】喫茶・軽食山百合(連載 第四回)
・【とってお喫茶】50年も営業、紫の扉の忘れがたいほどレトロな純喫茶とは(連載 第五回)
・【とってお喫茶】秘境喫茶!?いくつもの山を越えてたどり着く純喫茶(連載 第六回)
・【とってお喫茶】ファンシーきつねが目印、街のかわいい喫茶店(連載 第七回)
・【とってお喫茶】藤城清治さん風の影絵がかわいい喫茶店、実はマスターが…(連載 第八回)
・【とってお喫茶】名古屋の「イノダコーヒ」。不覚、私も見過ごしていた名古屋の超正統派喫茶店(連載 第九回)
・【とってお喫茶】店先にメリーゴーラウンド!でもそれ以上に違和感満載の店内にドキドキ(連載 第十回)
・【とってお喫茶】戦前から続く6軒長屋の小さな喫茶店(連載 第十一回)
・【とってお喫茶】「まるで山小屋?ここはほんとに岐阜の中心街?」な喫茶店(連載 第十二回)
・廃業したパン屋の奥にある秘密の喫茶店(連載 第十三回)
・かわいいおばあちゃんの手作りサンドウィッチがおいしい喫茶店(連載 第十四回)
・感動的純喫茶が地下に密かに(連載 第十五回)
・不思議な絵の看板の奥に…ママの「好き」がいっぱいの喫茶店(連載 第十六回)
・マトリョーシカにアイヌの木彫り…旅の欠片を見つけに行く喫茶店(連載 第十七回)
・「しなの」号のトレインマークに鈴木悦郎の食器…電車好きで乙女なアナタににおすすめのノスタルジック喫茶店(連載 第十八回)