押尾学以来浮いた話もナシ? 10年前より今が「天使」な矢田亜希子38歳

2017/7/27 12:55 星子 星子





芸能界には、10年前より色気が増し美しく見えるアラサーは比較的多い。30代前半までは、石原さとみ(30)、深田恭子(34)、北川景子(30)、上戸彩(31)、夏目三久(32)など、簡単に名前があがる。しかし、アラフォー以上…特に40歳近くなると、「奇跡の…」と称される超人気女優でさえ「今でも充分美人だけど10年前の方が好きかな? 」という感想がグンと増える。そんな中、「10年前より好き! 」という評価が目立つのが、女優・矢田亜希子(38)だ。


■ネットで賞賛されたビフォーアフター

アラフォーの美女というと、菅野美穂(39)や米倉涼子(41)、仲間由紀恵(37)など錚々たる顔ぶれだ。アラフィフになると、男受け抜群の石田ゆり子(47)も控えている。そんな彼女たちでさえ、「10年前のほうがさらに好きだった」という声が優勢だ。

そんな中、2017年7月21日、矢田亜希子のとあるブログ写真がネット上で話題になった。20年ぶりに続編が放送されたドラマ『ぼくらの勇気 未満都市 2017』(日本テレビ系)でスズコという役を演じた矢田は、1997年の写真と2007年の写真をアップし「20年前の私(スズコ)です!当時18歳。そして、20年後のスズコ」というコメントを添えた。(下の写真は38歳現在のもの)



18歳の頃はもちろん美少女だが茶髪細眉で気が強そうだ。頬もふっくらしていて少し丸い印象もある。



対する現在の写真は、黒髪薄メイクながら、顎がシュッと細くなり、ナチュラルに洗練された美貌。ネット上でも「劣化どころかキレイになっている」といった趣旨の発言が多く見られた。


■10年前は押尾学と結婚していた

一方で、ネット掲示板では「動画で見たらやはり18歳の方がかわいい。今もきれいなのは認めけれど」といった意見もある。さすがに、40歳間近で18歳より美肌ということはないかもしれない。

しかし、10年前と今はどうだろうか? 2007年と言えば、元夫、押尾学との間の長男を出産している。押尾とは、彼が麻薬取締法違反で逮捕された2009年に離婚しているが、産前、産後は対外的には夫婦仲がよかった頃だ。


■10年前の矢田亜希子はスレた雰囲気?

「矢田亜希子 押尾学」というワードで画像検索すると、その頃のものと思われる写真が複数ヒットする。美人であることは間違いないが、派手でスレた雰囲気が目立っている。検索では週刊誌のスクープ写真もヒットし、ショートパンツで押尾と散歩するラフなスタイルも見られる。

「若さ」を基準に考えると、いかに女優としてスペシャルケアをしていても、ボディラインや肌に多少の加齢が見えるはずだ。しかし「モテ」や「好感度」に焦点を絞ると、清楚で上品な雰囲気を取り戻した現在の方が上かもしれない。

2017年7月14日に公式インスタグラムにアップされた横顔は、手入れの行き届いた肌や髪が艷やかで、女神のような笑みを浮かべている。



また、アラフォーらしい雰囲気を醸し出しつつ「そこがまたいい」と思わせる写真も多くの「いいね」を集めている。2017年7月4日にアップされた緑の中での1枚もそんな一例だ。

野外で撮影されたためか、クマや法令線も写り込んでいる。しかし、そんな小さなアラも、昔よりシュッとした小顔の中で輝く澄んだ瞳の美しさを引き立てている。シンプルな黒いTシャツと白いパンツで緑に囲まれている姿はナチュラルで、頭にチョコンと保冷剤を乗せた仕草までラブリーだ。




■若くみえるわけではないけどキレイ

若作りをしない所も好感が持てる。2017年6月23日の投稿は白いVネックシャツと黒のパンツ姿。メイクも薄く、シンプルで動きやすいカジュアルさ。「かわいい」というより、「綺麗な年上のお姉さん」といった印象だ。



2017年6月18日のバッチリメイク宣材写真のような1枚は、絶世の美女だが…



どちらかというと、2017年6月8日にアップされている野外での「自然な」写真のほうが「モテ度」は高そうだ。にっこり笑う目元には笑い皺があり、もう「女の子」には見えないが、白い肌と瞳の透明感が際立ち、ファミニンな優しさにあふれている。

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■矢田亜希子は自己プロデュース力が高い?

厳密に言えば、矢田亜希子は20年間ずっとブレることなく美人だったのだろう。しかし、10代~30代前半は、同世代が美女だらけの芸能界では醸し出す「雰囲気」が人気を決める。

むしろ驚異的なのは、彼女の美貌が「さほど変わらなかったこと」だ。徐々に同世代が老化し、若い頃の美貌との差が目立っていく中で、「老化しにくい」骨格と、「年相応の美貌」を演出する自己プロデュース力で、独自のポジションを確保した感がある。


■夜の匂いをはねのけた「自己浄化力」

不倫、麻薬、過失致死など禍々しい要素がてんこ盛りの「押尾学事件」に妻として巻き込まれても、「夜の匂い」がこびりつくことがなかったことにも驚かされる。また、これだけの美貌をもちながら、不思議なほど恋の噂が聞こえてこない。

恋をしていてもしていなくても、スキャンダルとして扱われるような相手との関係は報道されていない。矢田亜希子は、自分で自分のイメージを浄化する力のある女性なのだろうか。「夜の匂いやスキャンダルを上手に隠しているだけだ」という辛口の意見もあるかもしれない。しかし、もしそうだとしたら、これ以上無いくらい優れた「女優」であると言えそうだ。



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(星野小春)