Wink並みの格差? カリスマ美人ママ浅田好未とパイレーツの明暗

2017/7/13 15:10 星子 星子





引退した懐かしのグラビアアイドル。というと、「しばらく見ないうちに老けて所帯じみている」か「妙に化粧の濃く若作りをしている」ケースも少なくない。 そんなイメージを覆し、「アラフォーママなのに現役時代より今のほうが綺麗!」と言われているのが、ママブロガー・インスタグラマーとしても活躍する、元「パイレーツ」の浅田好未(37)だ。




■浅田好未は実はお嬢様だった?


「パイレーツ」といえば、「だっちゅーの」の掛け声とともに、二の腕で胸をムギュッと寄せて谷間を見せる一発芸(?)で流行語大賞も受賞したコンビ。イロモノ的な芸風に似合わず、浅田のかわいらしさと、相方の西本はるか(39)の華のある顔立ちで、グラビアアイドルとして絶大な人気を博していた。

当時からどこか清楚な雰囲気のあった浅田は、ネットのファンサイトによると、幼稚園から湘南白百合学園に通い、ピアノとバレエを習うお嬢様育ちという噂も囁かれていた。


■相方の西本はるかは国民的美少女候補?

一方、西本はるかは、国民的美少女コンテスト本戦出場経験もあると言われる美貌。 お笑い番組で胸を寄せるパフォーマンスをしてもどこか「かわいい女の子の悪ふざけ」感のある、明るいお色気が人気の秘訣だった。そんな「パイレーツ」も2001年には西本の女優専念を理由に解散。


■2007年に一般の会社員と結婚し

浅田はその後しばらくグラビアアイドルとして活動したもののメディアへの露出は激減し、事実上芸能界引退状態に…。自身でアパレルブランドを立ち上げるなど、芸能界とは違う分野での仕事を模索していた2007年に結婚。

自身のブログで「お相手は1歳年上の会社員」と報告し、ネット上ではお相手の素性も詮索されたが、結果「有名企業の正社員」、「手堅い選択」という書き込みが多く目についた。


■センスも良くお料理上手なママに

2007年に長男、2012年に長女を出産。ママになってから急速に、浅田のブログは注目を集め始める。べジフルビューティーアドバイザー・ジュニア ファームマエストロなどの資格の取得し、雑誌やクックパッドなどので料理特集が組まれ、本も出版。さらに、自身のアクセサリーブランドも手がける「美人で多才なママ」というイメージが定着し、同世代の母親からの支持を集めた。

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■等身大の手が届きそうな美人

浅田はいくつかのインタビューで夫の生真面目さをおもしろおかしく語り、幸せな家庭生活を垣間見せた。「同世代の一般人と結婚して男女2人の子供を産んだ共働きの母親」は、全国の母親に受け入れやすいプロフィールだ。

日本の平均的な母親の姿に近く、日経新聞などで取りざたにされた理想の夫婦スタイル「ダブルインカムツーキッズ」を体現している。複数のインタビュー記事を読む限り、どうやら青年実業家でも芸能関係者でもないらしい「真面目な会社員」と結婚したという経歴も親しみやすい。


■だっちゅーの時代より美人になった?

安定した収入のある夫と可愛い子供を持ち、好きな仕事で稼ぐ自立したママ。世間一般の、大それた野望を持たない控えめな主婦が憧れる要素をギュッと詰め込んだプロフィールを持つ浅田好未。その上、かつて「はじけていた」若い頃より美しくなっているとなれば、カリスマ視されるのも頷ける。




■現役で年下の熊田曜子に見劣りしない

浅田のインスタグラムは、センスの良い器に盛られた手作りのご飯や、かわいいお掃除グッズなどを掲載しており、生活感とオシャレさの匙加減が絶妙だ。2017年6月24日には、うつむいて食事をする愛娘の横で微笑む自身の写真を投稿。ほぼ素顔に見えて髪型もナチュラル。「近所にいる美人ママ」といった風情だ。派手さは無いが、色が白く整った顔は美しい。



また、2017年5月27日の投稿には、熊田曜子の誕生会に出席した写真が掲載されている。現役グラドルで年下の熊田と並んでも、見劣りするどころか、さらに小顔でかわいく色っぽい浅田に、一般の主婦は「手が届きそうな憧れ」を抱きやすい。



■西本はるかとの明暗がクッキリ?

元「パイレーツ」の相方、西本との「明暗」も、ネットニュースで話題になった。2015年には六本木のガールズバーで働く姿が女性誌に報道された西本は、「パイレーツ」解散後もヌードになり、セクシー女優としてDVDに出演するなど波乱万丈。



公式インスタグラムの写真も、美人ではあるものの、冒頭でも言及した「引退したグラビアアイドルが、化粧が濃くなるケース」に近いものを感じる。今でも目を引く華はあるが、あだっぽい笑顔からは、昔はなかった「堅気でない姐さん」風の迫力が見て取れる。



「パイレーツ」の2人の明暗は、鈴木早智子と相田翔子の伝説のアイドル「Wink」のそれを思い出す。1988年にデビューした2人組アイドル「Wink」は、トップアイドルとしてヒット曲を連発するが、1996年に解散して20年後の今、その格差が度々取りざたにされる。

家柄の良い医師と結婚し1児の母となった相田に対し、不倫や睡眠薬服用による救急搬送、セクシーDVD出演などの話題が相次いだ鈴木。女性2人のアイドルグループの「その後」はなにかと比較されやすい。実際の性格は定かではないが、芸能人としてのキャラが「控えめ」だったタイプが「明」の方に転がっていくイメージがある。


■夫の影響? 派手な世界とは一線を画す

浅田の成功の秘訣は「芸能界に強い執着をみせなかったこと」にあるように思える。むしろ、夫選びからしても、派手な芸能界と一定の距離を保ちたいという意志すら感じられる。

また、若い頃から「地に足をつけた上で可能性を広げる」努力を惜しまなかったことも、取得した資格の多さから伺える。資格の勉強をしたり学歴を得る理由として「将来の選択肢を広げるため」という言葉は、親がよく使う決まり文句だ。彼女の生き方を見ていると、そういった言葉に馴染みのある育ち方をしてきたのではないかと憶測してしまう。




■夫の影響? 派手な世界とは一線を画す

かといって、完全に家庭に収まるかというと、そうではない。「主婦」という本業に軸足を置いて、たまにメディアに登場する。緊張感により美貌を保ち、マスコミに追いかけられず、家庭も仕事も楽しむ「ちょうどよい」露出度だ。

浅田が昔より魅力的になった秘訣は「まず地に足をつける」事を優先した真面目さと、長期的視野で人生を見ることができる堅実さにポイントがありそうだ。芸能界に限らず「派手で魅力的なもの」に執着しすぎない軽やかさは、一般の主婦にとっても参考になりそうだ。



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(星野小春)