不思議な絵の看板の奥に…ママの「好き」がいっぱいの喫茶店(2/2)

2017/7/8 11:00 レモン糖の日々 レモン糖の日々


ステンドグラス、シャンデリア、謎の婦人、行けない2階、不愛想な猫etc.…。





壁にはたくさんの絵画(シャガール以外も)。ママさんが絵がお好きで集めているのだそう。特にシャガールが好きで店名もシャガールに。







もともと2軒だったところを1軒にして中庭を広くしたり、2階席へ続く階段を取っ払ったり(!)と、何度か改装をされているそう。天井も高く広々として気持ちの良い喫茶店。





特にこちらの壁は素材が松で、建築家が褒めていくほど珍しい造り。シャンデリアにも釘付けです。夜に訪れたらきっと幻想的でまた美しい空間なのでしょう。



BGMはクラシックのみ。まるで名曲喫茶のよう。お店の奥に猫のまるちゃん(女の子)がいました。お客に媚びることなく気高い姿(カメラに目線をもらえません)。もう一匹いるそうですが、この日はまるちゃんだけに会うことができました。



ご夫婦で昭和52年から始められて、今はママさんがおひとりで切り盛りされています。 開店当時から大事に使われているメニュー表とシュガーポット。



お店の雰囲気もさることながら優しいママさんとの会話にも癒されました。地元の方に愛されているんだろうな~。徳島で一番最初に入った喫茶店がこのシャガール、徳島の喫茶店のレベルの高さに感心してしまいました。



看板と同じイラストのマッチも素敵!



レモン糖度 96

シャガール 徳島県徳島市通町2丁目15



次回は、世界中を旅した先代の、旅の欠片を楽しむ喫茶店(予定)です。お楽しみに。

(文と写真:レモン糖の日々)

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